【タイトル】 ふにちちている
【ジャンル】 成年コミック
【漫画作者】 かいづか
【発売日】 2017年 12月
【掲載誌】 アンスリウム
【構成】 11話/オムニバス
鶴の恩返し風なエロコメディ
眠れる森の美女を模したエロコメ
キリギリス(女)がアリ(男)に迫る
したきり雀、危機一髪!犯される
オズ先生、30歳童貞で魔法使いに
▼ あらすじ
● 鶴野さんはとにかく恩を返したい。
足をくじいた女子・鶴野さんを保健室に連れていってあげた機織くん
しばらくすると鶴野さんが家を訪ねてきて「決してのぞかないでくださいね…」と部屋にこもるや、ドアのすき間から差し出されたのは彼女のパンツ……
「受けた恩は意地でも返せ」というのが家訓の鶴野さん
聞けば「女の子のパンツをもらって喜ばない男はいない」という母の言葉を真に受けてしまったとか
「恩を返すまで家に入れてもられないんです、何でもしますから」と請われて、思わず生唾を飲み込んだ思春期男子・機織くん、しがみつかれると股間がムクムクと……
● 眠り姫のヒメゴト
クラスメイトの伊原姫花は口が悪い。触れるものをみな傷つける毒舌で、ついたあだ名は「いばら姫」
黙って寝ていればカワイイのに……
なんてことを考えながら、放課後の教室で居眠りする彼女を眺めていた男子
軽いイタズラ心でパンツをのぞくと、アソコに食い込んだタテ筋に思わずボッキ。硬くなったイチモツを彼女の口に押しつけるとその柔らかい感触に……
……さすがに目を覚ましたいばら姫
顔をまっ赤にして怒る彼女に「あれ? もしかして処女なの?」と反撃すると「アレよ アレ、しごかせたらかなりのもんよ!」と下手なウソ
後にはひけなくなってしまい、請われるまま足コキすることになり……
● 赤ずきんちゃんの教訓ってアレだよね?
祖母の見舞いに、いとこの家を訪れた赤絵ちゃん
ブランデーケーキに酔っぱらってしまい、良くんに抱きつきスリスリ
ムクムクと反応したイチモツを激写するや「久しぶりに会った従兄弟がこんなに大きく…」とTwitterに投稿……
……される前にスマホを取り上げた良くん
酔いに任せてやりたい放題の赤絵にペニスをしゃぶられガマンの限界、彼女の股をこじ開けると顔をうずめてぢゅるぢゅると……
● アリとキリギリス
幼なじみに「勉強教えてください!」と土下座で頼む、ちょっぴりおバカなきりちゃん。聞けば、全科目赤点で追試に合格しないと夏休みが潰れるとかなんとか……
仕方なく、教えはじめた安人くん
しかし集中力がなく、脱線してばかりのきりちゃん
動き回ってパンツがちょっぴりめくれると「いやん、えっち」
「おまえのパンツなんて見飽きたよ」と冷たい視線の幼なじみに「ほほう!それは私への挑戦だね。このあふれるエロスを見るがいい」
胸元のボタンをプチっとはずす
挑発的なカッコでヒザに座られると、たまらず安人も彼女の乳房をガシっとわしづかみ。勉強そっちのけでイチャイチャと……
● 山神さんがくれた嫁
田舎の母から届いた大きな荷物をヒモ解いた宏明
中からは、花嫁衣装をまとった女の子が……
いそぎ母親に電話したら「あんた、ちゃんとやってるか心配で、山神のおばあちゃんに相談したらお嫁さんを見つけてくれるって…良かったじゃない。大切にするのよ」と……
目を覚ましたお嫁さん、春果ちゃんに田舎に帰るよう諭すと「離縁ですか!? 困ります 困るんです!」とオロオロ
食べかけのご飯を胸元に落としてしまい、あわてて脱ぐと下はまっ裸
いろいろあり過ぎて考えがまとまらず錯乱した宏明、とりあえず、彼女の胸元にこぼれたご飯粒を口でキレイに舐めとりはじめ……
● したきり雀
被害妄想がつよ過ぎる女子高生・下桐雀ちゃん
「すずめ」という名前が「強姦」を意味するケイサツの隠語だと知り「みんな私をイヤラシイ目で狙ってる…」とブルブルっ
人目を避けるため、飽き教室の箱の中に隠れていた……
ところがどっこい、暗幕を探しにきた男子に箱を開けられ見つかってしまう
「犯されるっ」と脅える彼女
「脱ぎます 脱ぎますからムチャなことはしないでっ!」とギョっとする彼の前でいきなり制服を脱ぎはじめ……
● 花咲自慰さん
校舎の裏山にあるボロ小屋にて
校内非公式ランキング「ペットにしたい女子1位」の花咲さんが、こっそりオナニーしている姿をのぞいてしまったとある男子
毎日のように来る彼女を、毎日のように覗き&盗撮していた……
「いろいろ溜まってるみたいだから、頼めば先っぽくらいは…」と思い至った男子。物陰からいきなり現われ「挿れさせてくださいっ」とお願い
ビックリした花咲さん
思わず「はい?」と応えてしまい、それを「OK」と勘違いした男子。ガチガチのペニスを彼女の湿ったワレメにグイっと……
● オズは魔法使い 三十歳童貞~かかしの巻~
「三十歳童貞、今日からオレも魔法使いだ…」と落ちこむ小津センセイと、かかしでカラスを追い払おうとするちょっぴりおバカな園芸部員・田畑知恵
「センセー、もしかして私カラスよりも頭悪い?」
落ちこむ彼女に「実はな…先生、魔法使いなんだ。頭のよくなる魔法をかけてやろう。お前はやればデキる子だからな」と暗示をかける
何気にやさしい小津センセー……
その翌日
「知恵、赤点じゃなかったの!」と大喜びで答案(32点)を見せにきた彼女
小津のセリフを真に受けつつ曲解したらしく「センセー やればデキる子って言ったもん。それって知恵とエッチして子作りしたいってことでしょ!」と……
● オズは魔法使い 三十歳童貞~らいおんの巻~
高校デビューに失敗した獅子内さん
イケてるグループにはオーラが違いすぎて近寄れず、かといって地味娘グループに混ざることもできない……
ぼっちになってしまった彼女、担任・小津センセイに相談に訪れる
ちょうど隠れて知恵とイチャイチャしていた小津
「実は先生、魔法使いなんだ。勇気が出るアメをあげよう」とたまたま手元に会ったアメ(百均)でテキトーに追いはらう
ところが、このアメちゃんが意外と効いてしまった彼女
アメ欲しさに、小津センセイに色仕かけを……
● オズは魔法使い 三十歳童貞~ブリキの巻~
「先生は魔法が使える」との話を聞きつけた錫谷こころ
「心が欲しいんです。どうも私は感情の起伏が人より少ないみたいで…」と小津に相談
「違う世界を感じてみれば…少し変化があるかもな。だから こう…目に頼らず『心の目』とか言うだろ」
返答に困ってしどろもどろな小津……
そんな小津先生のアドバイスを真に受け、実行に出たこころ。何を思ったか、アイマスクにスク水、手に縛った状態で小津のアパートで待機
「ネットで見つけた目隠しに手錠姿の女性を見て電撃が走った」とのことで……
▼ 感想と評価
タイトルを見れば察しはつくと思うけど、おとぎ話を模したストーリー
「オズの魔法使い」 「花咲じいさん」 「舌切りすずめ」 「アリとキリギリス」 「赤ずきん」 「眠れる森の美女」 「鶴の恩返し」など
嫁が来る話の元ネタはわからなかったけど……
中身はパロディと言うか、完全なギャグで、これがまたスゴく面白い。そこらのラブコメやギャグマンガなんかよりずっと
ただ、エロ漫画だから中身は完全に下ネタ
18禁であることを最大限に活かしたラブコメとも言える
3話連続の「オズは魔法使い」なんて素晴らしい完成度。笑えて、感心して、オチで感動。ここまで良くデキた成年コミックは初めてかも
もちろんストーリーだけじゃない、エロに関しても大満足
ページを大きく使った迫力のセックスシーンに、巨乳でカワイイ女の子。中出しから抜いたあとにチョロっと垂れてくる精液がエロい
コミカルなエロ漫画が好きな人には真っ先におすすめしたい作品です
【ストーリー評価】★★★(Excellent!!)
【実用度 (エロさ)】★★☆(Good!!)
◆◆◆ ふにちちている ◆◆◆
【漫画作者】 かいづか
【発売日】 2017年 12月