アンチックロマンチック 蜜壺鑑定編
【漫画作者】 八月薫・秋津柊
【ジャンル】 エロい漫画
【発売日】 2005年 11月
【掲載誌】
【構成】 全9話/シリーズ
骨董品店でバイトの大学生・祐介。上司は同じ大学のハイソな先輩・聖衣子さん。何の目的で作られたのか、謎の骨董品が出てくるたび妄想たくましくしてエッチに利用。祐介にはラッキースケべのチャンス到来……
▼ あらすじ
● 第1話 淫の鈴
聖衣子の友達・珠美さん
母親の壺を勝手に売り払ったのに続き、今回は愛人の描いた母の絵画を売ってお小遣いに
部屋に置いてあったバイブまで勝手に使って、取れなくなってしまったそうな
取り出しのお手伝いを頼まれた祐介
パンツを脱がし膣の奥をペンライトでチェック、タンポンの紐のようなものが……
● 第2話 大奥夜泣き輪具
由美子のお誘いで、萬国屋一同お仕事サボってプール
夜泣き輪具(りんぐ)なる貴重な骨董品を拾う
会長いわく、大奥で使われていた秘具で、アヌスとヴァギナを同時に刺激する性玩具とか
さっそく試したがる由美子
女子シャワールームに祐介を連れ込み……
● 第3話 アイス・コンドーム
猛暑の中、例のごとく麗子さんに指名された祐介
「主人が特注で造らせた」というたこ焼き器のような装置で、氷のドームを製氷
それを勃起した亀頭にセット
さらに上からコンドームを被せれば準備完了
これで挿入すると、カラダの奥から涼しくなれるとか……
● 第4話 男と女の淫果関係
勉強のため、骨董競り市に連れてきたもらった祐介
セレブな姉小路の奥さまの若い頃の裸婦画を見つけ、ポケットマネーで競り落とす
本人に確認してもらったところ、有名画家の弟子の作品とか
奥さまに絵をプレゼントした祐介
お礼に彼女の裸婦画を描かせてもらうことに。彼女の愛液で絵具を溶かしながら……
● 第5話 ぐ天狗てん
酒に酔っぱらってどこからか持ってきてしまった天狗面
会長いわく、けっこうな値打ちものとか
実は、杉原先生が祐介の部屋に置いていったモノ
祐介のナニがふにゃチンだったから、天狗の鼻でナニをしてたとか
鑑定してもらうつもりが、使い過ぎで根本から鼻がポッキリ折れてしまい……
● 第6話 淫の三すくみ
珠美から、お江戸式のオナニーグッズを買い取った聖衣子
カエルのイボをアソコに押し当てるもイマイチ
会長いわく「なめくじ、蛇、カエル、3すくみセットでなければ価値がない」とか
そんなこんなで、姉小路家(珠美の部屋)にお邪魔した祐介
例のごとく、お母様のものを横流したとのこと
お母様と娘、2人とたっぷり遊んだのち、蛇となめくじを譲り受け……
● 第7話 性愛料理秘法
会長が骨董品とセットで仕入れた性愛料理秘法なる分厚い本
中身は本ではなく、インドの媚薬と使い方レシピだった
骨董屋では売れないと、処分を頼まれた祐介
手料理を携え会いに来てくれた麗子さんと2人で処分(使用)することに
猿の精液の化石、サラジートなる媚薬をお試し
麗子さんいわく「こんなにすごい祐介さん見たことないわ!バイアグラみたい」と……
● 第8話 官能蓄音機
商品の蓄音機を修理した祐介
会長いわく、付属していたレコードがマニア垂涎の逸品とのことながら中身が空
売主、芦川家の揺子さん(2巻3話登場)を訪ね譲ってもらうことに
揺子さん、ヒマを持て余しているのか「聞いてみたい」と
ところがその中身、新婚夫婦向けのセックス指南レコードで……
● 第9話 艶結び絵皿
聖衣子さんが、女グセが悪いことで有名な助教授とデート
心配な祐介
一生かかっても買えない超高価な古伊万里の大皿の配達をすっぽかし助教授宅へ潜入
今まさに、毒牙にかかろうとしている聖衣子を発見
大皿で助教授の頭をかち割り、彼女を連れ出し逃走
しかし意識が朦朧とする聖衣子さん、強力な媚薬を飲まされたらしく……
▼ 感想と評価
アンチックロマンチックの最終巻
夢にまで見た聖衣子とのセックス、最後の最後で達成できて大団円
媚薬が盛られていたり、意識が朦朧としていたり
聖衣子の気持ちはどうなのか、モヤモヤ感は否めないけど
でも、スッキリ明快なラストより、想像の余地のあるラストのほうが楽しめるのかも
そういう意味では、こういう終わり方もアリ
聖衣子が媚薬にかかったフリして求めたようにも読めるんだよね
ヒロインに関しては、ロリ女子大生・由美子が一番タイプだったなぁ
最後の方は、あんまり出番がなくて残念
他は未亡人とかお金持ちのマダムとか熟女多め。でも、この作品の熟女は美魔女だから
20代後半くらいにしか見えない
美貌はもちろん、肌の張り、オッパイの張りとか
ストーリーもエロも堪能しました。興味ある方はぜひ!
【ストーリー評価】★★☆(良作!)
【エロさレベル】★★★(激エロ !!)
◆◆◆ アンチックロマンチック 蜜壺鑑定編 ◆◆◆
【漫画作者】 八月薫・秋津柊
【発売日】 2005年11月