【タイトル】 コイナカ plus
【ジャンル】 成年コミック
【漫画作者】 らんち
【発売日】 2018年 5月
【掲載誌】 ホットミルク 他
【構成】 全15話/オムニバス
媚薬入りジュースで初体験を
女教師、修学旅行で夜這いされ
義理の家族のスワッピングH
文芸部部長は女流官能小説家
ラブラブ・生徒と教師・家族姦
▼ あらすじ
● Doピング!
カスミ先輩とケンジくん
初めてのセックスにのぞむも、緊張しすぎて不発(勃起せず)。再び、親不在の日にセンパイを部屋に連れ込み2人きりに
ところが、自分用のジュース(勃起薬入り)を、間違ってセンパイに飲ませてしまう。しかも、女性には超強力に作用する媚薬で……
● OnSenサティスファクション
修学旅行中、規律を守らない勝手な生徒ばかりでウンザリの先生(女教師)
いちばんの問題児は「先生、あっちに縁結びの神社があるんですって!いっしょに行きましょう」なんて腕を引き連れていこうとする八木くん
それだけならまだしも、今度は女湯にまで忍び込んできて……
● Cross × Family
「これからの人生が寂しくならないように」と再婚を決めた父。しぶしぶ新しい母親と初顔合わせすることになった息子・勝己
現れたのは、姉妹のようなかわいらしい母娘
義妹のほうでなく、義母にひとめボレしてしまう
ホレた女性とひとつ屋根の下、欲望を抑えられなくなった勝己くんは……
● Cross × Family2
立場変わって、母の再婚相手と初顔合わせすることになった娘・ハルちゃん。新しいパパができることに浮かれ気味
現れたのは、優しそうなオジサンと同年代の男の子
ファザコンの気がある彼女、義父にひとめボレしてしまう……
● シタイコト:イエナイコト
とある名家のお嬢さま・棗(ナツメ)さん
次々と持ち込まれる縁談を断ってばかり
実は彼女、若い執事と特別な関係……どころか性奴隷として調教されていた。命令されればローターをハメたまま見合いの席に……
● 虜ボイス
メガネにお下げの文芸部部長、実は女子高生作家
しかも書いているのは官能小説
小声の彼女、しゃべるときはちゃんと聞こえるように耳元でささやくように。届かないときは首元に抱き着いて。人目なんて気にしない
そんな彼女に、毎日のようにドギマギさせられる高瀬くん
「実物」を知るための「取材対象」にされ……
● 虜ボイス2
官能小説だけじゃない、一般小説も書いていた文芸部部長
大会で受賞して、全校生徒の前で表彰されることに
普段は小声すぎて聞こえないけど実は超美声。メガネを取れば、まばゆい美少女。ステージ上の彼女、またたく間に男たちを虜にしてしまう
嫉妬に狂ったのは、部長を独占していた高瀬くん
次々声をかけにくるライバルの前から彼女をかっさらい……
● 虜ボイス お泊り編
両親は海外旅行中、部長の家で「合宿」することに
パジャマ姿にいっしょのお風呂、いつも以上にハッスルしてしまった高瀬くん。ゲッソリやつれた彼とは対照的、つやつやニコニコの部長だったとさ……
● 天敵的花嫁
少年時代、好きな女子にこっぴどいフラれ方をして「女性恐怖症」になってしまった兼継くん。母の恩師の娘と見合いさせられることに
そのお相手は、おしとやかな大和なでしこ春日ちゃん
見た目だけじゃない、中身まで美しい理想の女性だった。しかし彼女、実は兼継の女性恐怖症を治すために仕込まれた娘で……
● 蛍光フィルタ
ときに母子と勘違いされる年の差カップル、蛍さんと光彦くん
実際、やさしくて包容力のある彼女は母親みたい。それが悔しくてたまらない光彦、ちょっぴり背伸びして蛍さんをラブホテルに誘ってみると……
● かんじゅせい
例にもれず、甘いもの大好きなとある女子高生
バレンタインデーともなると、ひっきりなしに後輩からチョコをもらうモテ女子
実は彼女には恋人がいた
自分よりも長身でモテモテな彼女に嫉妬するムツキくん。プクっとむくれる姿がかわいらしい。求められれば校舎裏でのアオカンも……
● 卑美の営み
放課後、誰もいなくなった準備室でヒミツの関係をつづける2人
男のほうは、生徒から授業をボイコットされまともな授業にならず。上から警告されてもヤル気にならない、くたびれた中年教師
女のほうは、クラスメイトから「優等生」と揶揄され、いやがらせで「愛人の子」なんて張り紙をされるイジメられっ子
自分のことを「卑しい女」と卑下する彼女
自暴自棄になってか本性か、みずからその教師をひっぱり込んで……
● ネツアイコンダクト
保健委員の芹沢さん、保健医のセンセイにお手伝い
サボり魔の河野くん、仮病を使ってベッドでお休み
「体調どう?」と声をかける芹沢さんに「大丈夫だから、熱は計ってない」と返す河野くん。実はこれ、エッチOKの合言葉で……
● 暑中開花
バレー部のエース・ヒマワリちゃん、汗だくになって練習中
「お疲れ、今日はいっしょに帰れるよな?」と声をかけたのは彰くん
ところが「今日はムリ」と後ずさりしながら逃げてしまうヒマワリ
実は、付き合い始めたばかりの2人。彼から「ヒマワリってすげーいい匂い」って褒められてから「汗のにおい」が気になって……
● ちはやさん の こうげき!
男受けはイイけど、女子の評判最悪の女王さま・蜂谷さん
家がお隣同士の犬養くん、そんな幼なじみを心配して「もっと同性と仲良くしたほうがイイじゃない?そのほうが人間関係も円滑だし」
自宅に遊びにきていた彼女にお小言
ニブチンな犬養くんにジビレを切らした蜂谷さん
彼のヒザにまたがり、まっすぐ見すえながら「誰かさんが反応してくれないから、他の男で試してるんでしょーが」……
▼ 感想と評価
2012年に発売された「コイナカ‐恋膣‐」に他7話をプラスしたリバイバル作品
アブノーマルなプレイは少なめ、ストレートでわかりやすいラブストーリー
なので、余計なストレスがかからず安心して読める
教師と生徒、息子と義母、お嬢さまと執事みたいな「王道」はあるけどネ
わかりやす過ぎてシゲキ不足っていうのが難かな
通常の成年コミックの1.5倍以上、300ページ以上もあるのだから、もうちょいトガった作品があっても良かったんじゃなかろうか
リバイバルされるだけあって、エロシーンは今の作品と比べても遜色ない
ほんの6年ぶりだから、それほど差があるはずもないけど、上手い絵とそうでもない絵と、けっこう落差があるような……
まあ、表現力のある作家さんなので、前作「コイナカ‐恋膣‐」未購入なら買って損することはないと思うよ
甘酸っぱい青春ものが好きな人には特におすすめ!
【ストーリー評価】★★☆(Good!!)
【実用度 (エロさ)】★★★(Excellent!!)
◆◆◆ コイナカ plus ◆◆◆
【漫画作者】 らんち
【発売日】 2018年 5月