【タイトル】 肉洞窟1
【ジャンル】 成年コミック
【漫画作者】 遊人
【発売日】 2018年 12月
【掲載誌】 COMIC マグナム
【構成】 1~9話/シリーズ
洞窟に閉じ込められた女7人
毎晩ひとりずつレイプ殺人鬼に…
同じく閉じ込められた男7人
毎日ひとりずつ処刑されてゆき…
監禁された男女14人のデスゲーム
▼ あらすじ
● 第1話 ここは?
年頃の女子・乃木栄音(さかね)
彼女には、どうしても知りたい記憶の空白があった
もの心がつく前、おさなかった頃
「あの人」に手を引かれ、誰もいない小さな物置小屋の中に連れ込まれ……
どことも知れぬ洞窟の中
エッチにのめり込む初老の男と、ビクビクっと反応しながら話を進める女弁護士
「院長、いつ奥さんと離婚してくれるの?!」
「離婚? ワシはそんなこと……
ワシの今の地位があるのも、妻の親の病院を受け継いだからだ……愛子、お前とは単なるカラダの関係だ」
「それならもうあなたとはしないわ!
私たちの関係を奥さんにブチまけてやるから! 私が、今まで何件あなたの手術ミスをカバーしてきたと思ってるの!!」
拒絶する女を、力ずくで犯す男
彼女の中にたっぷり中出ししてのち「妻に話すだと? そんなことは絶対させん!」
女のクビにロープをかけて……
「……し、死んでる!」
女弁護士・愛子の死体を発見したのは制服姿のロリっ子・素国奈緒
「男たちの誰かが殺したんだ! いよいよアレが始まった……」
おびえる奈緒の声で目を覚ましたのは栄音
「わたし……どうしてこんな所に……?」
フラフラと起き上がるも、そこはまったく覚えのない岩場
どことも知れぬ洞窟の中だった……
● 第2話 ゲームスタート
洞窟の中で目を覚ました乃木栄音
自分で来たのか、眠っている間に誰かに運び込まれたのか
前後の記憶がまったくなかった
「ねえ、何が始まったっていうの? 男たちの誰かが殺したって?」
「そんなキビシイ聞き方しないでよ……私もさっき目を覚ましたばっかりでわかんないよ!」
問いかける栄音に、パニクって逃げ出す奈緒……
戸惑う栄音の前に現れたのは、先に目を覚ましていた女たち
キャバ嬢のアゲハと、獣医のナリヤ
女弁護士・愛子の死体にレイプの痕跡があるのを確認すると「いよいよあのゲームがスタートしたか」と……
一方、パニクって洞窟の奥に逃げこんだ奈緒
「死体を見たらコーフンしてきちゃった」
アソコをくちゅくちゅ、オナニーをおっぱじめ……
● 第3話 夫婦の秘密
何がどうなっているのかサッパリな栄音に「ゲーム」の説明をする女たち
「7人の男のうち、誰か1人が愛子さんをレイプして殺した……今度は私たち女が、そのレイプ殺人鬼を推理して狩る!」
栄音のリュックを指さして、
「1週間分の食糧とアイテムが入ってる。 肌身離すんじゃないよ。 そして他人にその中身を絶対に見せないこと!」
「さあ、男女全員を招集しましょう」と……
訳もわからず、孤島の洞窟に拉致された男7人・女7人
命がけのサバイバルゲームが始まるのであった……
● 第4話 最初の処刑
絶海の孤島、肉洞窟に拉致された男7人・女7人
「ルール」に従って「ゲーム」を進める
レイプ殺人をした男を、女が推理して狩るデスサバイバル
女チームに秘策を授けたのは獣医のナリヤ
ひとりの男にひとりの女がつき「不倫とは?」とアンケート。両手に持ったコーヒー入りの紙コップを差し出しながら……
愛子と乳繰り合っていた院長についたのは身重のキャバ嬢アケミ
「不倫とは…爆発だぁ!」
意味不明な返答に「ステキ! さすが院長」とヨイショ
実は、肉洞窟に拉致され前から顔見知りの2人
ホステスとお客、上客だった院長にマクラ営業していた彼女
キャバ嬢になったばかりの新人で警戒心も薄かった頃、軽井沢の別荘に招待されるも同行した医師たちに輪姦されて……
● 第5話 父親は誰?
アケミの差し出したハートマーク入りのコーヒーを飲み干した院長
ガバっと吐血
犯行当時すぐ横で眠っていた栄音、2人の会話をチラっとだけ聞いていた
そのキーワードが「不倫は爆発だ!」
もがき苦しむ院長、オモチャに弄んだキャバ嬢・アケミの恨み節を聞きながら絶命。非道の報いを受けるのであった……
● 第6話 ルールブック
そんなこんなで迎えた2日目の夜
身を寄せ合って焚火する女たち
ここでようやく、女チームのひとり・ハイジが持っていいた固有アイテム「肉洞窟ルールブック」を見せてもらった栄音
「男7人の中に3人、レイプ殺人鬼が隠れている。
殺人鬼は毎夜、女をひとり殺してゆく。
女たちは犯人を推理し、翌日昼間に男をひとり処刑できる。
一週間後、はたして生き残っているのは誰であろうか?
なお、このゲームのルールに逆らうことは絶対に出来ない……」
一方、ひとり別行動していた女・阿部夫人(希さん)
妻と夫、2人いっしょに肉洞窟に拉致されていた彼女
夫婦仲良く乳繰り合うつもりが、別の男にガムテープ(固有アイテム)で拘束され、夫の目の前でレイプされ……
● 第7話 老人とウミ
3日目の朝
肉洞窟の入り口の海辺で水浴びする少女ハイジ
見た目は完全幼女だけど実は19歳のほぼ成人
そんな彼女の平ツルツルな裸体を見ながらオナニーする老僧・宮崎隼雄
女児に欲情するロリコンであった
洞窟に戻るや、隼雄の射精シーンを目撃したハイジ「おチンチンからウミが出てるよ!病気じゃない!」
ほぼ成人ながら、オツムは幼女同然であった……
でもって、そんな2人のすぐ近く
無造作に転がっていたのは額を包丁で貫かれた女
阿部夫人・希さんの遺体であった……
● 第8話 肉洞窟
女弁護士・愛子につづき、阿部夫人・希さんが死亡
さっそく推理をはじめる獣医ナリヤとキャバ嬢アゲハ
脅えてばかりで役に立たない奈緒
お子様脳でイマイチ使えないハイジ
今ところ目立った活躍のない、最後に目覚めた女・栄音
対して男性陣
愛子絞殺の罪で毒殺された院長
希さんをガムテープで縛ってレイプしたチャラ男と、目の前で妻をレイプされた中年の夫・阿部
ロリコン老僧・宮崎隼雄
トトロのような外見の男、フードファイター・マツオ
こんな状況下でもトレーニングをおこたらない筋トレマニアの消防士
足をクサリで拘束されたアイアンマスク
3日目の昼、女性陣が処刑のターゲットに定めたのは……
● 第9話 海へ
3日目の昼、2人目の処刑実行
希さん殺害の犯人として選ばれたのはチャラ男
「犯ったけど殺ってねェ!」
自己弁護するも「チャラいあんたが一番あやしいのよ!」推理もクソもない、一方的に吊るし上げられてしまう
女性陣に囲まれ、腹に木槍を突き立てられ
すんでのところで海に逃亡、しかし島を周回しているサメがチャラ男を丸呑み
千切れた腕だけがプカリ……
処刑の輪には加わらず、いつもの場所でオナニーしていた奈緒
スッキリしてみんなの所に戻ろうとしたその時
背後から、ずっとのぞき見していた男に押したおされ……
▼ 感想と評価
ミステリー&デスゲーム、ストーリーものの成年コミック
逃げ場なしの洞窟に閉じ込められた男7人・女7人。ルールにのっとり毎晩、女がひとりずつレイプ&殺害されてゆく
でもって女の側は毎昼、レイプ殺人鬼とおぼしき男を推理して処刑
男7人の中に紛れ込んだ殺人鬼3人を見つけ出すゲーム
1週間分の食料のほか、各自に「固有のアイテム」が与えられている
絞殺用のロープ、拘束用のガムテーム、殺害用の包丁、殺害用の毒薬、焚火用のマキ、肉洞窟ルールブックなどなど
使われた道具から犯人を推理する流れ
推理&ミステリーのパートはかなり単純
わざわざ推理しなくてもストーリーを追っていればすぐに分かる
女の側がターゲットに選んだ男を処刑できなかったらどうなるのか、首尾よく殺人鬼を全員殺せたらどうなるのか
そもそもルールを破ったらどうなるのか
その辺の細かいところは説明なし
推理ものとしては、ちょい荒すぎるかなぁ
まぁエロ漫画だからね、エロシーン以外は多少おざなりでもOK
レイプ描写に加え、やたらリアルに描かれた女性器が激エロ
どこまでグロくできるか、エグいストーリーにできるかが見どころデス!
【ストーリー評価】★★☆(Good!!)
【実用度 (エロさ)】★★☆(Good!!)
◆◆◆ 肉洞窟1 ◆◆◆
【漫画作者】 遊人
【発売日】 2018年 12月