教室の処女は催眠管理｜しじょっこ

教室の処女は催眠管理/表紙著者/しじょっこ

　教室の処女は催眠管理
【漫画作者】しじょっこ
【ジャンル】成年コミック
【発売日】 2021年11月
【掲載誌】 comic 阿吽改
【構成】全６話／シリーズ

　催眠アプリで処女をレイプ
　頑張り屋の吹奏楽部の子が…
　気の強い陸上女子が幼馴染に…
　イケイケなのに実は処女っ子…
　クラス女子の処女だけを狙う！

▼ あらすじ

● その純潔は奪っていい大庭雪乃の夢想

とある男子高校生
「このクラスの中に処女がいる。道徳観のない世の中で純潔を保ってきたんだ。管理してあげねば」とかなんとか
ヤバイ思想の持ち主
さっそく、催眠アプリをクラス女子に使用
「そんなんで操られないよ」
冗談半分、催眠アプリをからかう女子たち
ところがどっこい
この催眠アプリ、ホンモノだった
最初の犠牲者は、落合ちゃんと刈谷ちゃん
援交常習者のいじめっ子コンビ
非処女認定されたこの２人、空き教室で催眠レイプされてしまう
催眠解除後は、何をしていたのか記憶なし……

続いてターゲットにされたのは、吹奏楽部の雪乃ちゃん
ひたむきに練習を頑張る彼女
優しい頑張り屋で、まごうことなき処女
催眠アプリのせいで、術者の言いなり
術者のインタビューに「エッチも大切な人生体験にしたいな」と
笑顔で返答
自分がレイプされていることに気づかないまま……

● その純潔は奪っていい乾ちとせの心奥

急な体調不良、保健室で休む雪乃ちゃん
アソコから、どろどろとした白濁液がボタリ
空き教室で犯された記憶がフラッシュバックして……

次なる犠牲者、陸上部の乾ちとせ
気付けば、なぜか男子更衣室のロッカーの中
一歩間違えば痴女扱い
人の気配がなくなりほっと一息、ロッカーから脱出
ところがどっこい
待ち構えていた男子がひとり
小さい頃からの友達、宮崎くん
どうやら彼が、催眠アプリをかけた張本人らしく……

● その純潔は奪っていい石衣桃萌の開発

今回の犠牲者、石衣桃萌
現在、チャラ男とお付き合い中
一見、遊んでそうだけど実はまだ処女っ子
付き合った男はそこそこいるらしいけど
「経験するまえにダメになっちゃう」とかなんとか
今の彼氏のため、エッチの練習をしておきたいらしく……

● その純潔は奪っていい葛切かりんの意地

催眠アプリが悪用されていることに気づいた今河さん
アプリ開発者のお姉ちゃん
でもって、開発者の弟くん
「荒唐無稽な指示は効かない。想像の範囲内のことだけ」とのこと
その弟くんから注意するよう忠告された葛切かりん
犯人、宮崎くんを問い詰めるも催眠アプリを使われ……

● その純潔は奪っていい今河ひなたの独白

クラスの処女たちを保護管理
その目的を達成した宮崎くん
満足した様子で、追跡してきた今河さんに自首
宮崎にアプリを渡した今河さん
悩んでる子を救うためにアプリを使って欲しかった、と
後悔と自責の念で涙ぽろぽろ
罪滅ぼしも兼ねて、自分自身も催眠アプリにかかり……

● 催眠アプリの上手な使い方

催眠アプリの犠牲者のひとり、石衣ちゃん
彼氏とエッチするまで関係が続かないことにお悩みの彼女
宮崎の犯行を責めるどころか、むしろ感謝
彼氏から催眠アプリ(ニセモノ)で迫られた時、
かかったフリをしたらしく……

▼ 感想と評価

催眠アプリのレイプもの
冒頭、犯人のサイコ感がハンパない
わざわざ処女をターゲットにするあたりも
犯人の狂気がビンビン
最初、黒子状態でs正体不明の犯人
ミステリーっぽい感じかと思いきや、
二話目にして正体判明で、いささか拍子抜け
もうちょい引っ張っても良かったんじゃない？と
まぁ、正直それはどおでもいい
それより問題なのが最終話
犯人がいい人っぽく締められるのはいただけない
催眠アプリものの醍醐味が台無し
本人を無視してズタボロになるまで犯すという醍醐味が
でもって、犯人は相応の罰を受ける
犯人に「ざまぁ」と罵倒するまでが様式美よ
そういう意味では、いささか物足りないストーリー
でも、最後のおまけの一話は面白かった
それまでのストーリーを上手く活かしている感じ
総合的に見れば、十分楽しめました
まとめ、催眠アプリもののエロ漫画
処女だけを狙う、そんな話が好きな人におすすめ！