シマウマ 20｜小幡文生｜あらすじと感想

シマウマ 20/表紙著者/小幡文生

【タイトル】シマウマ 20巻
【漫画作者】小幡文生
【ジャンル】エログロ漫画
【発売日】 2019年4月
【掲載誌】ヤングキング
【構成】第16話 (転) つづき

ターゲットに生き地獄を見せる、ヤクザすら恐れる回収屋。その回収屋の創設者、高城。高城の後継者であるシマウマと、シマウマに回収屋として教育されたドラ。３人の因縁が明らかに……

▼ あらすじ

回収屋のボス、シマウマが首ちょんぱされ死亡
暗躍していた高城(ニセ者)はシマウマに怯える廃人に
回収屋ドラは、高城とシマウマの過去を探りに
アカは、治療中に拉致され行方不明
キイヌは、単独行動中
回収屋の外注組エルは、アールの敵討ちのためドラと合流
網川とフォーのコンビは、回収屋と敵対しつつ高城を調査
ドラの元仲間だったサトシは、アカへの復讐に燃え……

前巻に続き、ZEBRAのマスターの昔語り
高城、シマウマ、恭子(ドラの母親)の因縁について
回収費用を支払わせるため、恭子に獣姦ショーをやらせる高城
それを、ワザとシマウマに見せつける
激怒するシマウマ、その場にいた観客たちを次々撲殺
仕掛け人の高城は、
「やりた事も、欲しい物も何もない。苦痛だった、生きることが…。だからお前に託したんだよ。俺のクソみたいな人生にケリをつけてもらうためにな」
シマウマに殺されることを望んでいた
しかし、高城が放り投げた銃を拾ったのは恭子
恭子さん、衝動的に高城を射殺してしまう……

「結局俺は、人殺しとサイコ野郎の息子ってワケだ」
自分の出自に、ショックを受けるドラ
しんみりする２人の前に現れたのは、行方不明だったアカ
酒瓶を一本、ガシャリと割ってマスターの腹に突き立てる
「コレが僕の仕事だもん」と
何者かの指示で動いているらしく……

重傷のマスターを吉田病院に運び込んだドラ
病院に現れたキイヌから、
「シマウマが率いていた回収屋は、私たちだけじゃないの」と
「その他集団のボスがあの男か。俺を竜男と呼ぶ男 (網川たちとの乱戦に飛び入り参加した男)」
「あの男」を探し始める……

ドラに捕まってしまった回収屋(ぽっと出)くん
指を一本、ペンチでブッツンされ、
「何も知らねぇんだよ。あの人のこたぁ！！」
たまらず、口を滑らしてしまう
しかし、手ごとミキサーにかけられてもそれ以上は喋らない
「俺は確実に消されるよ。あの人にな」と
奥の手、回収屋(ぽっと出)くんの母親を連れてきたドラ
母親への拷問をチラつかせて脅迫
回収屋(ぽっと出)くん、即座に金の受け渡し場所をゲロ……

金の受け渡し場所(事務所)まで来たドラとエル
正面壁には、キモい男(高城)の肖像画がドーン
額縁を外すと、その裏には回収屋メンバーのリストが
回収屋と因縁深い場所であることは確か
直後、踏み込んできたのは網川とフォー
サトシのタレコミにより、ここにたどり着いたみたい
乱闘になる４人
図ったように「不用品の回収に来ました」とアカが乱入
三つ巴の乱戦を制したのは……