僕はラブソングが歌えない
【漫画作者】 高井唯人
【ジャンル】 エロい漫画
【発売日】 2019年
【掲載誌】
【構成】 全2巻
幼馴染・クラス委員長・ゲーム友達、天然モテパワーで女の子たちに囲まれていた鈴木。転校生・佐藤の登場により悪夢がはじまる。「ハーレムを作りたい」宣言した佐藤、鈴木ラブの彼女たちを一人また一人と……
▼ あらすじ
● 上巻(1~9話)
高校生の鈴木くん
朝は、幼馴染のみきに起こされ、イチャイチャしながら仲良く登校
昼は、友達のいない委員長・井上さんとおしゃべりに花を咲かせて、ホレられて
放課後は、悪友・さくらに誘われゲーセンで白熱
天然のモテ男だった……
そんな彼のクラスに転校してきた佐藤祐一
さっそく女子に囲まれるイケメンくん
モジモジ声をかけられずにいた委員長に代わり、学校を案内する鈴木
「鈴木くんて女の子の友達多いんだね… 僕さぁ ハーレムを作りたいんだ」
佐藤の一言にギョっとして……
ハーレム発言で、佐藤を警戒しはじめた鈴木
女の子たちをなるべく近づけないようにするも、それが裏目に出てしまう
幼馴染のみき、委員長の井上さん、ゲーム友達のさくら
守ろうとするほど、彼女たちの競争心を煽ってしまう結果に
そこにつけ入り、個々に切り崩してゆく佐藤……
とある日、ゲーセンで中学の同級生・順(♀)と再会した鈴木
ベタベタする2人に嫉妬
負け犬気分で1人先に帰るさくら
ところが、2人になると順から「佐藤くん、元気にしてる?」と予想外の一言が
「私なんて佐藤くんのセフレの一人でしかないんだけどね」と
くわしく聞き出す前に去ってしまった彼女にモヤモヤ、胸はズキズキ……
● 下巻(10~18話)
積極的に動きはじめた佐藤くん
まずは、順との件で傷心のさくらにロックオン
言葉巧みにマンションに連れ込み、さくらちゃんロストヴァージン……
次のターゲットは委員長・井上さん
彼女が鈴木に片思いであることをズバリ言い当てる
同時に、鈴木にその気がないことを匂わせて
「委員長はとっても魅力的だよ。きっとイイ人がいるよ」と
手芸部の部室で2人きりになると……
残るひとり、幼馴染のみきちゃん
しかし、すでに彼女は佐藤のオンナ
誰にでも優しい鈴木、自分だけを見てくれない彼に、夜の公園でひとり涙していた彼女
偶然か、狙ってか、そこに現れたのは佐藤
優しい言葉で、マンションへと誘いこみ……
ギズギスしていた雰囲気が一転、とつじょ以前の状態に戻った女の子たち
むしろ、前よりもずっと活き活きしているくらい
「何もないって幸せだなぁ」とホッとした様子の鈴木
すでに、妹の凛まで佐藤のトリコになっているとは知る由もなく……
とある日
佐藤と一緒に、どこかに向かう女子たち(みき・委員長・さくら)の後をつけた鈴木
向かった先は、離れの用具室
ドクンドクンと、震えが止まらない手で扉を開くと……
▼ 感想と評価
上巻は、天然モテ男で優柔不断な鈴木くんパート
下巻は、手練手管で女を食いまくる佐藤くんパート
上巻は佐藤くんの準備期間なのでエロはほぼなし
下巻から一気にエロくなる。とは言っても、絵柄自体そんなにエロくない
ストーリーはめっちゃ面白いけど、ヌキネタには使えないかなぁ……
女の子たちへのケアを怠った鈴木
傷ついた女の子たちを手練手管で言いなりにする佐藤
あっさり鈴木から佐藤に乗り換えた女の子たち
一番ワルいのは誰だろうね?
一番不幸なのは間違いなく鈴木だろうけど。女の子たちの手のひら返しがひど過ぎる
「佐藤は実在するK君がモデル」とのことだけど、どこまでが事実なのかな?
さすがに、恋敵だった3人が仲良く3Pはありえないと思うんだけど……
吐き続ける鈴木を放置とか、恋愛感情がなくなれば友情もなくなるの?
さすがに、それは無いと思いたい
ただ、天然でモテるやつ、女を食うのがやたら早いヤツってのは実在するよね
まぁ、私には全く縁のないはなし
ヌキネタにはならなくても、ネトラレは好きって人におすすめデス
【ストーリー評価】★★☆(良作!)
【エロさレベル】★☆☆(ちょいエロ)
◆◆◆ 僕はラブソングが歌えない ◆◆◆
【漫画作者】 高井唯人
【発売日】 2019年 2月