あらすじと感想｜エロい漫画

 

 

▼ あらすじ

 

● 第１話　行ってきまーす！

 

エロ漫画家・芳川藤之助

 

家族とも友人とも疎遠になり、いつ死んでもかまわない状態で仕事に追われる日々

 

そんな男の家に遊びに来たのは栗原悠里、中学三年生

 

ちょっとエッチな遊び……どころじゃない

 

完全に一線を越えてしまっていて……

 

 

 

 

● 第２話　それだけで十分嬉しかったんだ

 

毎日ファミレスにいたセーラ服少女の気をひきたくて

 

メニューを順番に、毎日ひとつづつ注文していった藤之助

 

少女のほうもそれに気づいたらしく、３日後にメニューの逆順で注文しはじめる

 

そんな２人の間に割って入ったナンパ男たち

 

困り顔の彼女の手を引き連れ出して……

 

というのが２人の馴初め

 

家に帰りたくないと言う彼女、藤之助の部屋で過ごす時間が長くなってゆき……

 

 

 

 

● 第３話　チキンだねえ

 

仕事終わったばっかで熟睡中の藤之助

 

ツンツンしても「エッチしよ？」と囁いても起きない彼におかんむりの悠里

 

プンプンしながら帰る彼女を慌てて追いかけ

 

ご機嫌取りに、一緒に屋台でラーメンをすすり……

 

 

 

 

● 第４話　悪い人じゃない

 

藤之助と屋台に入るところをクラスの友人に見られてしまった悠里

 

口止めのため、その友人を藤之助宅に招くことに

 

漫画の資料(エログッズ)ばかりの部屋へ、女子中学生２人で……

 

でもって友人の七木田さん、とって優しい子で、

 

悠里の親はまず来ないだろうから親代わりで文化祭に来てあげて欲しい、と

 

冴えないエロオヤジとの仲を応援してくれて……

 

 

 

 

● 第５話　口で、してあげよっか？

 

そんなこんなで文化祭、悠里のクラスの出し物を見にきた藤之助

 

遠目でもわかるほどに、顔をほころばせる彼女

 

この子がまだまだ子供であることを思い知らされる

 

そして、悠里は精一杯の気持ちを込めてお礼のフェラチオ、しかも校内で……

 

 

 

 

● 第６話　誰が慰めろっつったよ

 

藤之助と悠里の仲を応援してくれた七木田さん

 

実は、悠里に片思いの小宮くんに片思い

 

友情ではなく打算で動いていた彼女、文化祭で逢引き(フェラチオ)していた２人をこっそりのぞき見

 

ショックを受けた小宮くんは七木田を拒絶

 

傷ついた七木田は、悠里を悪モノにして……

 

 

 

 

● 第７話　こいの物語

 

そんなこんなで、じめのターゲットにされてしまった悠里

 

友達だったはずの七木田から、さらに追い打ちをかけられて……

 

 

 

 

● 第８話　今日だけはそこにいて

 

彼女のためにならないと認識しつつも、関係を絶てない藤之助

 

学校での居場所をなくし、藤之助との関係にのめり込む悠里

 

父親が危篤の際も、彼の部屋に入り浸り……

 

 

 

 

● 第９話　はやくこないかなあ

 

中学卒業、高校入学したばかりの悠里

 

友達はおらず、やっぱり藤之助の部屋に入り浸り。母親との関係はますます悪化……

 

 

 

 

● 第10話　なんでもないよ

 

亡くなった父のことでケンカして、母親にぶたれ、家出してきた悠里

 

そんな彼女に、カッコつけてベランダの風を浴びながら人生を語る藤之助

 

悠里のあとをつけてきた母親に、一緒のところを見られてしまい……

 

 

 

 

● 第11話　一生面倒みてくれる？

 

「わざわざ後を追ってくるような母親がホントに娘を邪魔に思っているのだろうか？」

 

とは思いつつ、とりあえず母親の追及をかわしたい藤之助

 

ケーサツに連絡されればアウト

 

そうなる前に、悠里を説得して隣の県の温泉街へ逃避行……

 

 

 

 

● 第12話　あいにいこう

 

悠里とイチャラブ温泉旅行

 

追い詰められた最後の最後、どうしても言えなかった一言を絞り出す藤之助

 

「僕といっしょに死んでくれないか？」と……

 

 

 

 

エロ漫画家と女子中学生の恋物語

 

「恋」とはちょっと違うのかな「共依存」みたいな感じ？

 

まぁ、恋と共依存で何が違うのかはよく分らんけど

 

悠里ちゃんが藤之助に依存するのは、状況的にわからんでもない

 

でも、藤之助が何に絶望して、悠里に何を求めていたのかがよく分らなかった

 

ただのセックスフレンド、性欲だけじゃないってのは、まぁ分かる

 

彼女を憐れんでいた訳でもなし、救おうとした訳でもなし……つまるところ「ただ流されてただけ」なのかな？

 

どうにもスッキリしないエンディングだった

 

エロシーンも、最初はそこそこあったのに後半に行くほど減ってゆく。ストーリーはどんどん辛くなってくし

 

健気な悠里ちゃんの無邪気なエロさが一番の救いかな

 

モヤモヤする恋物語、無邪気なエロスが好きな人におすすめ！

 

【ストーリー評価】★★☆（良作！）
【エロさレベル】★★☆（中エロ！）

 

 

◆◆◆　こいのことば　◆◆◆

 

【漫画作者】 緑のルーペ

【発売日】 2014年 8月