あらすじと感想|エログロ漫画

gift plus minus 5

 

【タイトル】 ギフト± 5巻
【漫画作者】 ナガテユカ
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2016年 7月
【掲載誌】 漫画ゴラク
【構成】 第38 ~ 47話

 

阿藤の遺志を継いだ桜田瑞希、彼のクライアントだった林クリニック琢磨先生を訪れる。5年前、先生が指名手配されるキッカケとなった英総合病院での、たまきの心臓移植真相が明らかに……

 

▼ あらすじ

 

● 第38話 彼女の声

 

5年前、叔父の経営する英(はなぶさ)総合病院の新米医師だった英琢磨

 

たまきの心臓移植の助手として付き添うことに

 

しかし取り出されたたまきの心臓はごく正常

 

取り換えられた心臓と比べても遜色はなかった。さらに、たまきから取り出された心臓は、いつの間にか持ち去られていて……

 

 

「ドミノ移植」をうたがう琢磨

 

医院長(叔父)のデスクをひそかに漁りその証拠をつきつけるも、いきなり叔父が隠し持っていた拳銃で撃たれ……

 

叔父に銃撃される英琢磨

 

 

 

● 第39話 真相

 

こめかみをかすっただけで命に別状はなかった琢磨センセイ

 

ところが、気絶している間に叔父は死亡

 

その叔父の遺体を「解体」するたまきの姿が……

 

 

手術に怯えるたまきを落ち着かせるため、彼女に練習用に買った鳥肉一羽で切開と縫合の方法を教えていた琢磨

 

「彼女は教えたとおり練習しているだけだ」と気づく

 

聞けば、叔父は自ら拳銃で頭を打ち抜き自殺したとか

 

しかし、何のためらいもなく叔父の腹を裂いたたまきは、まるで心臓とともに「心」まで入れ替わったように残酷無垢で……

 

 

「いつか必ず君を治してあげる」とたまきに誓を立てる琢磨

 

痕跡を消すため、院長の遺体に火をつけて……

 

院長の遺体をメスでさばく環

 

 

 

● 第40話 俺の心臓を

 

琢磨の独白を聞き終えた瑞希

 

「彼女の心臓(たまきの心臓)はどこに行ったのか、それが全てのカギを握っているんじゃないかしら」と

 

そして「彼女に移植する新しい心臓はどうやって調達するつもり?」と

 

対して琢磨センセイ「その時は、オレの心臓をたまきに……」

 

 

でもって、現在の環ちゃん

 

現在の主治医・梨世先生に診てもらうため極秋会総合病院を訪れるも「先生がいない」と告げられ院内を探しはじめる

 

「タカシの叔父さんだっけ?」と気軽に医院長室のドアを開けると……

 

院長室でSEXする神崎梨世

 

 

 

● 第41話 ドキドキ

 

医院長と盛っている最中だった梨世先生

 

環にその現場を見られてしまう。しかも、2人の会話からタカシと二股かけていることを知られてしまい……

 

 

しかし、医院長と梨世先生のことも、梨世先生とタカシのことも

 

わりとどうでもいい環

 

彼女の胸を高鳴らせるのは「琢磨センセイだけ」であった……

 

 

一方、梨世を使って医院長のPCにウィルスを仕込ませていたタカシ

 

医院長(叔父)が密かに、極秋会総合病院で大陸(中国)からのお客に臓器移植を行っていた証拠をつかみ……

 

院長のパソコンにウィルスを仕込む神崎梨世

 

 

 

● 第42話 伏魔殿

 

とりあえず極秋会総合病院で手がかりを探し始めた瑞希

 

たままた正面玄関から入ってきたタカシと遭遇

 

ずんずんの奥に向かう彼のあとを追おうとするも、看護師に「関係者以外は立入禁止です」と追い返されてしまい……

 

 

でもって、叔父の不正事実をつかんだタカシ

 

なぜか極ロリスタイルに着替えさせた環を連れ、親族会に乗りこみを……

 

タカシの母の服、ゴスロリスタイルになった環

 

 

 

● 第43話 脱走兵

 

極秋会総合病院の外科医・徐センセイ

 

経歴をゴマ化し日本に渡ってきた大陸(中国)の元軍医。その弱みをにぎられ、違法な臓器移植に手を貸していた

 

ところが、そこに乗りこんできたにはリュウ

 

タカシの命を受けた加藤に依頼され、臓器移植の現場を襲撃

 

あくまで中国人同士の抗争として

 

徐センセイも撃ち殺されてしまう

 

しかも、徐センセイの件には「大陸の意」を受けた梨世先生も絡んでいて……誰がどこに属しているのか、誰の命令で動いているのか

 

ますます混迷を深めてゆくのであった……

 

中国ともつながりのある二重スパイ、神崎梨世

 

 

 

● 第44話 能無し

 

「捕鯨屋」のアジトに拉致された医院長(タカシの叔父)

 

みずから違法な臓器移植を先導していたわけでもなく、ハニートラップにひっかかり、いいように使われていただけだった

 

タカシから「無能」の烙印を押されてしまう

 

最後は、クスリを打たれて廃人同然に……

 

叔父(院長)の無能を暴くタカシ

 

 

 

● 第45話 独壇場

 

でもって、医院長に代わり親族会議に乗りこんだタカシ

 

ゴスロリスタイルの環を見るや「真琴?」と

 

騒然とする親族会議の面々

 

タカシの実の母・真琴は秋光家最大のタブーとかなんとか。真琴に扮した環を連れてくることで親族の動揺を誘う作戦は成功

 

主導権を握ったタカシ

 

さらに「極秋会総合病院で中国マフィアが抗争している映像 (リュウが暴れているところ)」を見せつけ医院長を糾弾

 

「この病院の今後、ボクに任せていただけませんか?」と……

 

親族会議を仕切るタカシを見守る加藤

 

 

 

● 第46話 真琴

 

秋光家の絶対表には出せないウラ事情

 

極秋会を立ち上げた初代・秋光正翁

 

その後を継いだ長男・聡も2年前にはお亡くなりなるも、その聡には2人の息子がいて、ひとりは正妻の子・渉(ワタル)

 

そしてもうひとりが妾・真琴の子・崇(タカシ)だった

 

ところがどっこい

 

実は、プティシャトンで飼われていた娼婦だった真琴

 

正翁に「身請け」されてのち、16才でタカシを産んで帰らぬ人に。当然、父親は聡ではなく正翁の子ということに……

 

そんなこんなで真琴のことはタブー

 

親族からは目の敵にされていたタカシ

 

極秋会総合病院の乗っ取りに成功するのであった……

 

タカシの母・真琴、プティシャトンでの娼婦時代

 

 

 

● 第47話 廣瀬

 

もちろん、そんな裏事情など知るはずもない環

 

子供のころのタカシ、そして自分とそっくりなタカシの母・真琴の遺影を見ている内、トクントクンといつになく胸の鼓動が早くなり……

 

死を覚悟する環、最後に琢磨先生に会いたいと涙する

 

 

一方、秋光崇について探りはじめた瑞希

 

数少ない秋光家に関する報道の中から「秋光正氏、孫のT君(タカシ君)と一緒に―」という写真付きの記事を発見

 

今度は、その記事を書いた廣瀬直也なる男を探しはじめる……

 

 

関東某所で少女誘拐事件を追っていた廣瀬

 

「茂田」という男に目星をつける

 

奇しくも、環の今回のターゲットと重なり……

 

連続幼女誘拐犯を追うジャーナリスト廣瀬直也

 

 

 

 

▼ 感想と評価

 

「ギフト±」5巻
感想は最新巻、13巻にまとめて書きマス。

 

【ストーリー評価】★★☆(良作!)
【グロさレベル】★★☆(中グロ!)

 

 

◆◆◆ ギフト± 5巻 ◆◆◆

 

【漫画作者】 ナガテユカ

【発売日】 2016年 7月

 

 

 

 

 

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