あらすじと感想|エログロ漫画

gift plus minus 6

 

【タイトル】 ギフト± 6巻
【漫画作者】 ナガテユカ
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2016年 10月
【掲載誌】 漫画ゴラク
【構成】 第48 ~ 56話

 

秋光グループ創始者・秋光正の妾から生まれて子という微妙な立場のタカシ。親族会に乗りこみ医院長(叔父)の失態を暴露、極秋会総合病院の運営権をもぎ取ることに成功する……

 

▼ あらすじ

 

● 第48話 ドロドロ

 

関東某所

 

一件だけぽつんとあるボロ屋に帰ってきた中年男・茂田

 

室内の壁には、これまで拉致してきた少女たちの写真がびっしり

 

そして布団の上にはアイマスクとガムテープで拘束された女児がひとり。今まさに男の毒牙にかかろうと……

 

誘拐した女児を虐待する連続幼女誘拐犯・茂田

 

 

女児に伸しかかる茂田の背後からスタンガンを当てた環

 

一発だけじゃ許せない、二発目を浴びせようとするもどうにか自制

 

ドロドロとあふれ始めた「感情」を抑えきれなくなっていた……

 

 

一方、その茂田を幼女誘拐殺人の容疑者としてマークしていた廣瀬直也

 

プティシャトン事件が騒がれていた当時、秋光正と並んで歩く少女(ゴスロリ少女に扮したタカシ)の写真を撮影したフリージャーナリスト

 

とつじょ現れた女刑事・桜田瑞希に付きまとわれて……

 

警察手帳で廣瀬を脅す瑞希

 

 

 

● 第49話 法治国家

 

しょうがなく瑞希を車に乗せたまま関東某所へ

 

茂田の家まで押しかけた廣瀬

 

しかし中には茂田どころか、人ひとり生活していた痕跡が一切なし

 

タカシたちのターゲットに選ばれた茂田、クジラとして捕らわれたのち、室内は塵ひとつなくキレイに片付けられていた……

 

警察への不信をあらわにする廣瀬

 

 

 

● 第50話 残り香

 

クジラ(茂田)の解体にかかる環

 

しかしこの男が女児にしでかした仕打ちを思い出してか、いつもより荒っぽく「命をありがとう」と告げることもなく……

 

 

一方、茂田の拉致を「警察の仕業」と疑う廣瀬

 

瑞希に対しても、終始険悪な態度

 

彼女を近くの駅に下ろすと、さっさと消えてしまう

 

もちろん、会ったばかりの廣瀬よりは警察を信頼している瑞希

 

しかし、ふと「こつぜんと消えた男」と「クジラ (臓器売買)」とのイメージが重なり、急きょ茂田という男について調べてみると……

 

連続幼女誘拐犯・茂田を雑に解体する環

 

 

 

● 第51話 夢

 

仕事に追われクリニックで寝泊まりしていた琢磨センセイ

 

夢に見ていたのは少年の頃、英病院で出会ったお姉さん、真琴さん(タカシの母親)

 

彼女の笑顔に恋い焦がれて、彼女を治すために医者を目指すもその夢は叶わず。ある日あっけなく逝ってしまう

 

それから十数年

 

真琴さんとそっくりな少女・環と出会い……

 

 

一方、心臓移植以後消えていた感情が戻りはじめた環

 

とつじょ、クラス女子によるいじめのターゲットにされてしまう……

 

琢磨少年、真琴お姉さんにひとめボレ

 

 

 

● 第52話 魚の群れ

 

とは言え、イジメごときでゆらがない環

 

イヤガラセを受けても平然と、いつもの調子を崩さない。しかしその異質さは、より一層いじめっ子たちの嗜虐心をかき立てて……

 

 

一方、茂田の件から独人の調査を進めていた瑞希

 

再び、廣瀬の元を訪れる

 

出所後、行方不明になっている元受刑者(少年法により短期で出てきた凶悪犯)が少なからずいることを

 

彼らは臓器移植用のクジラとして捕えられているのではないか、犯罪者を有効利用するためリサイクルされているのではないか

 

茂田もクジラとして捕えられたのではないかと……

 

クジラに関する考察を語る桜田瑞希

 

 

 

● 第53話 罪悪感

 

さらに、茂田が拉致されたとき捕らえられていた女児のカウンセリング時のテープを入手していた瑞希

 

女児の話によると、茂田拉致の実行犯たちの口から「たまき」という名前を聞き取っていたとか

 

阿藤が最後に会っていた少女「たまき」

 

そして、茂田拉致に関わっていたらしい「たまき」

 

合致するキーワード

 

クジラ=臓器売買への確信を深める瑞希

 

命がけで戦う覚悟を見せる彼女に、廣瀬も協力する意思を固めるのであった……

 

人工透析による医療崩壊を語る廣瀬

 

 

 

● 第54話 人工物

 

いじめっ子にスタンガンを隠されてしまった環

 

体育用具室に呼び出される

 

でもって、一人でやってきたところ不意打ちを食らって気絶

 

うつ伏せにされ、パンツを脱がされ、レイプされる直前……

 

体育倉庫でレイプされる寸前の環

 

 

ドックと脈打つ心臓に意識を覚醒させた環

 

とっさに手元に落ちていたスタンガンを押し付け撃退。かつてないほど感情的に「命は大切にしないとダメなんだから!」と一喝

 

その迫力に、圧倒されるいじめっ子たち……

 

レイプをけしかけたいじめっ子たちに怒りを露わにする環

 

 

 

● 第55話 にいさん

 

初めて感情を爆発させた環

 

警告だけじゃ済まない、スタンガン片手にじりじりとにじみ寄り……

 

助けに駆けつけた加藤にスタンガンを取られてようやくストップ

 

我に返った環

 

フラっと加藤によりかかりると、そのまま気絶してしまう……

 

 

よみがえりはじめた環の感情に、焦りを募らせるタカシ

 

その怒りの矛先は、環のホントの心臓の行き先、環の心臓を移植されたタカシの腹違いの兄さん・渉へと向かい……

 

植物状態の兄・渉の首を絞めるタカシ

 

 

 

● 第56話 新しい心臓

 

意識不明のまま寝たきり状態の秋光渉

 

タカシの腹違いの兄にして、秋光グループの正当な後継者

 

妾腹の子であるタカシが親族会でデカい顔できたのも、渉の後見人として、渉の代理として動いているからこそ

 

健康なタカシが、植物状態の渉に生かされる

 

皮肉な秋光家のお家事情であった……

 

 

廣瀬の協力を取り付けた瑞希

 

今度は、闇医者で臓器移植をしている琢磨先生から話を聞くことに

 

しかし、ウラの連中を裏切れば命に係わる

 

そこまでは協力できない先生

 

ところが「あなたがずっと探しているたまきちゃんも関わっているかもしれないの!」との瑞希の一言に顔面蒼白

 

真琴さんとの出会い、たまきとの出会いを語りはじめる……

 

たまきの母・真琴との出会いを語る琢磨先生

 

 

 

 

▼ 感想と評価

 

「ギフト±」6巻
感想は最新巻、13巻にまとめて書きマス。

 

【ストーリー評価】★★☆(良作!)
【グロさレベル】★★☆(中グロ!)

 

 

◆◆◆ ギフト± 6巻 ◆◆◆

 

【漫画作者】 ナガテユカ

【発売日】 2016年10月

 

 

 

 

 

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