かみくじむら２｜大見武士

かみくじむら 2/表紙著者/大見武士

【タイトル】かみくじむら 2巻
【漫画作者】大見武士
【ジャンル】エロい漫画
【発売日】 2019年 6月
【掲載誌】月刊ヤングキング
【構成】第７～12話

その日暮らしの青年、長瀬くん。ひょんなことから、かみくじ村の村長になるよう頼まれる。このかみくじ村、文明開化前のような農村でなぜか女性ばかり。村長には絶対的な権力があり……

▼ あらすじ

● 第七籤

やるなと言われたことはやらなかった
言われたことはちゃんとやった
それで失敗したら指示した人間の責任だよね？
そんな考え方の長瀬くん
エリさんから言われた通り、村人が求める村長を演じはじめる
現村長は、用事とかで外界へ
村人の尊敬を一身に集め、とっても気持ちがいい
中には、あからさまに誘惑してくる女も
しかし、子種を与える相手はクジで決めるはず
失点を犯さないように、ぐっと我慢
後に、エミさんから「村長は好きな時に好きな子としていい」と教えられ……

● 第八籤

村長役が板についてきた長瀬くん
見回りをしていたら、女たちがお困りの様子
田んぼに水を引くための水門が開かないとか
この手の作業は苦手な長瀬くん
「水を運ぶのも大変だから」と
農作物に直接糞尿をまくように指示
田舎のばあちゃんもやっていたから大丈夫だろう、と
あやふやな知識と思いつきで
そこに、外界にいた村長が帰ってきて……

● 第九籤

「村長は私が継がせていただきます」
めずらしくキリっとした顔で村長に申し出た長瀬くん
ところがどっこい
村長が連れ帰ってきたのは、新しい村長候補だった
女も、尊敬も、全てを失うことに絶望する長瀬
なんだかんだ、彼を気に入っていた村長
「新村長はクジで決めることにする！」と方針転換
実はこの村長、超腹グロなひとでなし
裏では、長瀬のマヌケっぷりを大爆笑
本当は、寿命を迎える前にかみくじ村は潰してしまうつもり
村を潰す前に、いろいろ楽しむつ腹づもりで……

● 第十籤

新村長候補として連れて来られた真島くん
反長瀬派のフタバのタレコミで情報ゲット
この村のヤバさに気づいてしまう
悪さをして全身緑色になって死んだ話とか(毒殺？)
村の外に行こうとして全身穴だらけになった話とか(銃殺？)
男子が生まれてもすぐ死んでしまうとか(間引き？)
もうひとりの村長候補、長瀬に近づき情報収集
しかし分かったのは、長瀬が考えなしのサルってことだけ
真島の侮蔑に、いたくプライドが傷ついた長瀬くん
近くにいたミナに溜まったモノをぶちまけ……

● 第十一籤

長瀬の指示で糞尿をまいた農作物が枯れてしまう
長瀬に相談しても、知らんぷりで責任転嫁
救ってくれたのは、実家が農家の真島くん
「ちゃんと肥溜めに溜めて天日にさらしてから薄めて使え！」と
その他にも、水門に油をさしたり、荷車を修理したり
彼の評価はうなぎのぼり
大多数の女をかっさらわれ、激オコの長瀬
村長を決める「よりくじ」前日
クジ引きではなく、投票式であることを知らされ……

● 第十二籤

投票前夜、真島を呼び出した長瀬くん
「村長を辞退してくれないか」と
現村長を警戒している真島
用無しになったら何をされるか分からない
即答で「断わる」
でもって、現実が見えてない長瀬にダメ出し
「言われたことだけやって、なぜやるのかを考えない。責任転嫁して自分を正当化する。カスはお前だよ、長瀬」
この言葉にプッツンしちゃった長瀬
真島の脳天をカチ割ろうとするもヒラリ
華麗にかわされ、そのまま崖に突っ込み……