【タイトル】 終末のハーレム 1巻
【漫画作者】 LINK・宵野コタロー
【ジャンル】 エロい漫画
【発売日】 2016年 9月
【掲載誌】 少年ジャンプ+
【構成】 第1~6話
2040年、全てがAI化された近未来。治療薬の開発を待つため、家族と恋人を残してコールドスリープについた水原怜人。目を覚ましたのは5年後、MKウィルスにより地球上の男はほぼ絶滅していた……
▼ あらすじ
● 第1話 コールドスリープ
2040年の東京
あらゆるものごとが機械化され、人類は労働から解放される。仕事は、充実感や使命感に駆られた一部のもの好きが従事するのみとなっていた……
そんなもの好きのひとり、国立先端医学大学の水原怜人
「細胞硬化症」にかかってしまう
致死性の病気ながら「コールドスリープ」して待っていれば、4~5年後にはAIが特効薬を開発して、治療可能とか
眠る前に、幼なじみの絵理沙に告白した怜人
「目が覚めたら返してもらうから」
大事なペンダントを彼女に預け、ひとときの別れ……
……「おはようございます水原さま」
声をかけられ目覚めた怜人
目のまえにいるのは絵理沙……ではなく、そっくりな別人
コールドスリープを勧めてくれた先生はすでに亡くなっており、周りには女性ばかり。しかもなぜかソワソワした様子
事情を語り出したのは、絵理沙のソックリさん
「水原様の専属担当官、周防未来(すおうみら)」と自己紹介
周防さんいわく「4年ほど前にMKウィルスが猛威をふるい、特効薬もワクチンも見つからず、世界の人口は半減しました……
Male Killer virus、通称・男殺しウィルスはその名のとおり男性にしか感染しません。地球の99.9%の男性は死滅しました……
人類を救うため、残された女性たちと子作りして頂きたいのです」と……
● 第2話 女たちの世界
いきなりの状況に戸惑うしかない怜人
妹のまひると再会し、兄はコールドスリープで生き残っていることを知りひと安心。しかし絵理沙は、3年前から行方不明だという
とうぜん、電話しても通じない……
● 第3話 50億
ナンバー2(水原怜人)専属担当官の周防未来
状況報告に向かった上司から「愚か者! あなたが何のためにいるのかよく思い出しなさい」と叱責され、怜人に「夜這い」をかける
しかし、彼女を見ると絵理沙のことが頭をよぎる怜人
「そんな気分じゃない」と追い返してしまう……
ならばと、彼女が案内したのはマジックミラー越しの大浴場
「この中から好きな女性をお選びください。若くて健康的で受胎に適した女性ばかり、正真正銘あなたと子作りしたいと考えている女性たちです」
「なぜそんなことがわかる?」と問う怜人に、
「たった5人の男性に対して50億人の女性がいるのですから」と……
● 第4話 第1の男
人類の運命がメイティング、すなわち「種付け」にかかっていることを思い知らされた怜人。1ヶ月だけ猶予をもらうことに
行方不明の絵理沙を探すために……
対して、ナンバー1(最初にコールドスリープから目覚めた男)こと火野恭司は、このセカイを思う存分満喫していた
常に女をはべらせ、気に入った女優をモノにして
満ち足りているおかげか、怜人に対してもフランクで……
● 第5話 手がかり
怜人のいるシャワールームに忍びこんだ朱音さん
周防さんが用意したボディーガード。ドアを破壊しカラダのお付き合いから始める女傑タイプ、酒を飲ませたのは失敗だったけど……
でもって、2日酔いで目覚めた怜人
同衾していたのは、同じく周防がえらんだナース担当とおぼしき翠ちゃん。朱音さんとは正反対、ぬいぐるみを抱きながら寝るロリっ娘タイプ
もちろん「救世主」のお付きがただの小娘であるはずはなく……
● 第6話 決意
そんなこんなで、周防さんと朱音さんと翠ちゃんと
絵理沙のいた研究室を訪れた怜人
どうやってか、施設内に侵入したヒグマと遭遇
最初の一撃は、翠をかばった怜人の上着を軽々と引き裂いて
「翠! 仕事しな!」と朱音さんの一言で覚醒した翠ちゃん。目にも止まらぬ速さで延髄チョップ。一瞬にしてヒグマを気絶させる
実は、翠がボディーガードで朱音がナースだった……
ひと騒動終えて、橘絵理沙の研究室へ
MKウィルスの研究をしていた彼女
3年前に失踪、そのあと何者かが侵入して研究データを持ち出してしまい、荒らされた室内はそのまま。ほぼ何も残っていなかった
意を決した怜人「オレがMKウィルスの特効薬を作ります」と……