来世は他人がいい1巻

raisewataninngaii 1

 

 

 

【タイトル】 来世は他人がいい 1巻
【漫画作者】 小西明日翔
【ジャンル】 極道ドラマ
【発売日】 2017年11月
【掲載誌】 月刊アフタヌーン
【構成】 第1~3話

 

 

【こんなマンガ】

 

「ホステスみたい」と陰口たたかれる染井吉乃さん、大阪のヤクザ組長の孫娘。婚約話を勝手に進められてイヤイヤ東京へ。しかもそのお相手・霧島は、破滅願望のイカレた男だった……

 

1巻 あらすじネタバレ

 

 

● 第1話 負け犬に出る幕はない(前編)

 

大阪ヤクザの孫娘・染井吉乃さん

 

女子高生なのに「梅田のホステス」とか「バツイチ子持ち」とか「美人だけど3日で飽きる顔」とか陰口たたかれ、怖がられるから友達もいない……

 

ヤクザの孫娘・吉乃、美人だけど3日で飽きるホステス顔

 

 

関西最大の指定暴力団・桐ヶ谷組

 

その直系の染井組組長・染井蓮二が彼女の祖父

 

関東最大の指定暴力団・砥草会

 

その直系の深山一家総長・深山萼(がく)とは古い友人同士で、兄弟盃を結んだとかで孫同士を婚約させるとかなんとか……

 

自分の婚約を、週刊誌の記事で知った吉乃さん

 

祖父の元へと怒鳴りこむ

 

「おまえ、そうでもへんかったら男なんか絶対につくらへんやろ。この際ちょっと東京に住んでみろや!」と軽い感じで送り出されてしまう……

 

 

吉乃の婚約者・深山霧島

 

「会ったこともない男女が婚約前提の話って、やっぱり時代錯誤なんだろうな。君がこの話を断っても全然かまわないんだよ」

 

ヤクザの孫とは思えないほどさわやか好男子……

 

 

そして半年後

 

その第一印象をそのまま祖父に話したらトントン拍子で話が進んで、霧島と同じ進学校に通うことになった吉乃。先方の家(組)で共同生活することに

 

 

学校開始1日目

 

「深山くんといっしょに学校来たって本当?……彼女じゃないんだよね?」クラスメイト女子から真剣な顔で問い詰められる

 

ヤクザの孫と知れているのに、女子からはモテモテの霧島

 

どっと疲れて深山組に帰ってき吉乃。深夜になっても寝つけず水を飲みに出たところ、裏口から入ってきたのは霧島。べったり返り血を浴びて……

 

吉乃の婚約者・霧島、さわやかイケメンだけど不気味な笑顔

 

 

 

● 第2話 負け犬に出る幕はない(後編)

 

血まみれの霧島を見るやサッと隠れてしまった吉乃

 

「ヤクザみたい」とドキドキ

 

その翌日、霧島と一緒に買いものに

 

ひとりでお金を下ろしに向かった吉乃、チンピラに絡まれ路地裏に連れ込まれてしまう。助けにやってきた霧島

 

ひとりでチンピラ数人をボッコボコ

 

いつもの顔・笑顔をくずさないまま

 

「怖いっ」と差し伸べられた手をふり払う吉乃……

 

 

すると霧島の態度が豹変

 

「もうダメだ、めんどくさい。オレね、死ぬほどワガママで自分が世界の中心だと思ってるような女が好きなんだよね。

 

女に嫌われていて、女友達なんて一生できないような女にメチャクチャに振り回されるのが最高に好きなんだ。

 

吉乃は思った以上に普通すぎて飽きちゃった……

 

俺にガッカリした? 大阪帰る?

 

こっちに居てもいいけど、それならもっと一緒にいてオレの儲けになる女になってくれない?」……

 

思いっきり刺青入りのヤーサン、霧島

 

 

婚約者からはカラダを売って金を作るよう迫られ、

 

学校では霧島ファンから嫌がらせ、

 

さすがにしんどくなった吉乃。

 

祖父に電話すると、

 

「吉乃、1年や。虐げられて爪弾きにされても、どんなに上手くいかんかっても1年は帰ってくるな。死に物狂いでしがみついたるんや

 

1年かけて、その深山の倅を死ぬほど自分にホレさせたれ……」

 

吉乃、祖父から一年帰ってくるなと言われて覚悟を決める

 

 

それから2週間後

 

霧島にポンと、400万を手渡した吉乃

 

「腎臓片方売ってきた」

 

イヤガラセしてきた霧島ファンたちにもドスを効かせて、

 

「わたしなんかこの先どれほど真面目に生きてもロクな死に方せえへんねん

 

せやったら血反吐吐いて地べた這いずり回ってでもオマエらのこと冥土の道連れにして人生メチャクチャにしたるからな……」

 

吉乃、イジメてきた霧島ファンを恐喝

 

 

しかしこれが逆効果

 

「今まで生きてきて一番ゾクゾクした。

 

これってつまり吉乃のこと好きってことだろ? 好きだ、絶対に結婚しよう。俺の人生メチャクチャにして」

 

霧島にプロポーズされてしまう……

 

 

 

● 第3話(前編)誠意を見せたい。あわよくば少し好きになって欲しい①

 

そんなこんなで霧島に追い回される吉乃

 

どこに逃れても追っかけてくるこの男にウンザリ

 

「ここで怖気づいたら完全に負けや、何があろうとも絶対大阪にだけは帰ったれへんからな!」自身を奮起させながら……

 

 

それから数日、深山組組長(霧島の父)に呼び出された2人

 

代理で現われたのは霧島の兄貴分・スキンヘッドの橘さん

 

「つい最近、赤座興業(砥草会の3次団体)会長の娘が行方不明になった。単なるガキの家出かもしれねえが、ガラをさらわれた可能性もある

 

理由がわからねえ以上、用心するしか策もない

 

染井吉乃、赤座会長の娘が見つかるまでは霧島と四六時中行動を共にしろ……」

 

吉乃、霧島と行動を共にろと言い渡されてショック

 

 

 

● 第3話(後編)誠意を見せたい。あわよくば少し好きになって欲しい②

 

「四六時中行動を共にしろ」

 

とのお達しで、霧島に誘われて2人で食事

 

「アンタ、一体わたしのどこを好きになったの? わたしがアンタのこと好きになるって本気で思ってるならとんだ脳内お花畑野郎だな」

 

おごられながら悪態をつく吉乃

 

「全部好きだけど、そういうことを言ってくるところが尚更好き」

 

ホンキかジョーダンか、直球すぎるこの男に居心地の悪さを感じながら……

 

 

話は、行方不明になっているヤクザの娘について

 

「赤座しおり・19歳、神奈川の短大に通っている。父親は本家の執行部、二次団体の会長。素行は良いとは言えないけど際だって悪いわけでもない。

 

でも、甘やかされてたとは思うぜ。

 

なんせ、赤座会長が40のときにデキた子供だからな。

 

それこそ目に入れても痛くないほど可愛がっていたよ……

 

ただの家出か、どこかのチンピラに無理やり車で連れ去られて20~30万で売り飛ばされたって可能性が一番高いんじゃない?」

 

「アンタも他人事じゃないでしょが」と吉乃

 

「ああ、オレは大丈夫だよ。だって深山総長の実の孫じゃないから。12歳の時、大叔父にあたる総長の元に押しかけてきたんだ……」

 

ここで電話に出た霧島から、

 

「赤座興業の組員が一人、死体で見つかったらしい……」

 

霧島いわく、何か起きているな

 

 

→【来世は他人がいい2巻/ネタバレ

 

 

1巻 感想と評価

 

 

ヤクザの娘がムリヤリ婚約させられて共同生活……ラブコメっぽい流れだけど、ヒロインは少女マンガとは真逆なホステス風の女子高生

 

さわやかイケメンな婚約者も、実はイカレた破滅願望の同級生

 

情け容赦ない暴力と、臓器売買で一気に極道ドラマへともっていく

 

 

ちょっぴりコミカルの入った、それでもやっぱりヤクザの娘なヒロイン・吉乃と、バイオレンスで危険なニオイがプンプンする霧島

 

1巻はそんな2人の「馴れ初め」みたいなもんかな

 

2巻以降から、ヤクザの抗争的な話に広がっていくんだと思う

 

まだ「つかみ」って感じで、これからのバイオレンス&裏社会的な展開に期待したいところ。今の段階でもけっこう面白かったけどネ

 

 

 

◆◆◆ 来世は他人がいい1巻 ◆◆◆

 

【my 評価】 ★★☆ (お勧めしたい良作)

 

【ここがオススメ】

 

 【1】 ヒロインはヤクザの孫娘、ご婚約
 【2】 お相手は破滅願望のイカレた同級生
 【3】 臓器売ったりケンカに巻き込まれたり…

 

DMM 試し読み」「楽天ブックス