終末のハーレム ファンタジア 9巻
【漫画作者】 LINK・SAVAN
【ジャンル】 エロい漫画
【発売日】 2021年12月
【掲載誌】 ウルトラジャンプ
【構成】 第35～38話
辺境領主の息子アルク、剣術稽古でボコられても反撃できないへなちょこ貴族。しかし愛する幼馴染、アウレリアを奪われ一転。ダークエルフの怪しい儀式を経て黒竜へと生まれ変わる……
▼ あらすじ
● 第35話 雨と涙
イスティシアと戦争中、敗北寸前のナーガラ
セリーヌから「アルク様の血をください」と頼まれたアルク
戦力アップは歓迎
と同時に、彼女に血を与えることに苦悩
「俺の未熟さで招いた戦を全力で戦ってくれる女たちを、今では戦いの駒のように考えている」
しかしセリーヌさん
「ウェンヌ殿もティア殿も、もちろん私も、皆アルク様に救われて今がありあす。自分の意志でお仕えしています」と……
セリーヌに血を与えたアルク
しかし、ナーガラの圧倒的劣勢は変わらず
死を覚悟するアルクの前に、ラティ登場
「連合軍はバケット峡谷におります。さらに今は大雨…」
アウレリアの件の詫びつつ、水攻め作戦を提案
さらに、終末の魔剣・ダインンスレイヴを進呈
マハトを注ぎ込めば、鎧をバターのように斬れるとか
そんなこんなでナーガラ軍2000人弱
三万強の連合軍に、水攻め＆奇襲攻撃を仕かけ……
● 第36話 バケット峡谷の戦い
ナーガラ軍の水攻めは、連合軍にクリティカルヒット
兵は散りじり、本陣に奇襲をかけるアルク
立ち塞がるのは、イスティシア筆頭騎士ナイルくん
いつものように、下卑たセリフでセリーヌを挑発
しかし、アルクの血を得たセリーヌにあっさり敗北
ナイルくん、切捨御免で川ポチャ……
一方、大伯父アルゲスの首を狙うアルク
魔剣ダインンスレイヴを振るうも、ミウの結界魔法に阻まれ……
● 第37話 地を這う者たち
連合軍への本陣奇襲は成功
しかし、手駒の差でじりじり押されるアルク
ミウの結界に閉じ込められてしまう
同じく、結界内に閉じ込められてしまったジョアンナ
アルクのうなじをガブリ
アルクのマハトを得て魔力増大、ミウの結界を破壊する……
そんなこんなで、解放されたアルク
一発逆転を賭け、大将アルゲスに一騎打ちを所望
受けて立つアルゲス
皇太子に呪いをかけた張本人と思しきアルクにお怒り
しかし、魔剣パワーで剣をへし折られ……
● 第38話 大陸震撼
「敵将アルゲス、打ち取ったり！」
勝ち名乗りを挙げるアルクに、連合軍は敗走
レプタイル戦役は、ナーガラ軍の勝利で終了
ラティの協力に感謝を述べるアルク
しかし、完全に信用できる相手でもなし「お前が俺を使って何をしようとしているのか、教えてもらおう」
でもって、過去を語りはじめるラティ
マディリス帝国とは1000年に渡る因縁があるそうで……
|
|
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
|
|
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
▼ 感想と評価
剣と魔法の世界、ファンタジーなハーレムもの
ダンジョンで宝箱をゲットしたり
コカトリスが石化の魔眼を使ったり
剣による必殺技的なものがあったりね
ラノベ的と言うか、RPGゲーム的な世界観
ストーリーはダークなシリアス系
愛する人を奪われ、しかも盾にされて殺しちゃう
思ったより重い、そして暗い……
でも、仲間を増やしたり強化したり、国を大きくしたり
そいういう積み上げ的な楽しさがある
ストーリーは面白かった。読み応えがあると思う
ただ、バトルシーンが長過ぎ
そして、エロシーンが思ったより少ない
終末のハーレム(無印)と比べると半分ほど
あっちは、ストーリーと関連のないサービス的エロがあったけど
こっちには、必要最小限しかない感じ
エロがほぼ無い巻もあるらねぇ
どつき合う暇があるなら、もっとエロいことをしなさい、と
オジサンはそう思うな
まぁ、バトルが長いのはRPG的ファンタジーの宿命かなぁ……
とりあえず、９巻で「黒竜の覚醒編」完
10巻からは「双竜の飛翔編」
アルクともう一人、主人公的キャラが増えるみたい
ついでにエロも増えれば嬉しいけれど
まとめ、バトル＆ファンタジーが好きな人におすすめ！
【ストーリー評価】★★☆（良作！）
【エロさレベル】★★☆（中エロ！）
◆◆◆ 終末のハーレム ファンタジア 9 ◆◆◆
【漫画作者】 LINK・SAVAN
【発売日】 2021年12月
