レイリ4巻

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【タイトル】 レイリ 4巻
【漫画作者】 岩明均・室井大資
【ジャンル】 歴史フィクション
【 掲載誌 】 別冊少年チャンピオン

 

【my 評価】 ★★
(評価基準)
☆ 普通 (まあまあ)
☆☆ 良作 (お勧めしたい)
☆☆☆ 名作 (中毒性がある)

 

 

【前巻のあらすじ】
信勝の命をねらう刺客たちを撃退するもその首謀者はわからないまま。徳川軍による高天神城への攻撃がはじまる。しかし武田家の首脳陣たちは援軍を派遣しないことを決定……

 

 

 

4巻 あらすじネタバレ

 

 

● 第16話 二つの城

 

徳川軍による高天神城への攻撃がはじまって半年

 

城を守る岡部丹波守は支援も援軍もないまま、ずっと持ちこたえていた

 

「なぜ援軍を派遣しないのか?」

 

丹波守に深い恩義があるレイリ、信勝たちに問いかけるも「うるさい!今どれどころではない」と追い払われておかんむり

 

信勝に変装して、事情通らしい真田昌幸に尋ねてみる

 

「高天神の城が囲まれて半年以上、いかに持ちこたえているのだろうか?」と

 

真田昌幸いわく「今に援軍がかけつけるという思い込みの力ですな。高天神には援軍がないことを知らせず、期待を持たせてい目一杯戦わせる……

 

だから持ちこたえられる。武田家にも相当悪知恵の働くご仁がいるようですな……」

 

岩明均・室井大資 レイリ 第16話 画像1 岩明均・室井大資 レイリ 第17話 画像2

 

 

 

● 第17話 高天神城へ

 

天正9年(1581年)

 

武田家当主・勝頼は、いずれ訪れるであろう織田・徳川の攻撃に備えるため、本拠地・甲府に巨大な城・新府城を建設しはじめる

 

普請奉行に命じられたのは真田昌幸

 

前線で今もなお戦い続けている高天神のことなど忘れたかのように……

 

ただひとり、主命に背き応援に向かうレイリ

 

「丹波守さま待ってて…たとえあなたに嫌われていようとも、わたしはあなたのために戦い、あなたの盾になり、この命を使いきります!」と……

 

 

山の頂きにある高天神

 

徳川軍により完全包囲され、城の中に忍びこむことなど出来る状態ではなかった

 

軍を指揮とっていたのは当主・徳川家康(40歳)

 

かつては同僚だった丹波守(2人とも元は今川家に仕えていた)を惜しみつつ、かと言って信長の命令にも逆らえず、しぶしぶ高天神城を包囲していた

 

信長の命令どおりじわじわと、真綿で首をしめるように

 

武田家の本隊をおびきよせるために……

 

軍議を終えてひとりきりになった家康。天幕の裏から現われたレイリに刀を結んであった帯を切られ、のど元に短刀を突きつけられる……

 

 

 

● 第18話 攻囲軍司令・徳川家康

 

敵軍の総大将に刀を突きつけるもすぐには殺さないレイリ

 

「高天神が降伏したら城兵の命は助けてもらえますか?」と

 

しかし命を脅かされながらも「はい」とは言わない家康「武田勝頼の出方次第、勝頼がこの地に現われれば相談に応じるが……」と

 

続いて「敵将の岡部丹波守を“どの”付けて呼ぶのに、盟友である織田信長は呼びすてにするのはなぜ?」と盗み聞きした会話の疑問をぶつけてみる

 

家康いわく「岡部どのは、ともに今川家に仕えて互いを知る仲、立派な人柄であることもよく存じておるゆえ、呼びすてにはせぬ……

 

信長は…2年前にわが息子・信康の腹を切らせた…だから影では呼び捨てにする」

 

そして「わしの体はわし一人の都合で動けるようにはなっておらんのだ。例えわしを殺してもこの包囲陣は揺るがない。それが徳川家じゃ」と……

 

 

家康を脅しても丹波守を助けられないことを悟ったレイリ

 

「殺しておけばよかったかも…」と後悔しながら高天神に入る方法をさがす

 

柵の切れめ、ほぼ垂直に切り立った壁にカギ縄を使いながら登ってゆく。その頂きは包囲網の内側、城内への潜入に成功するのであった……

 

岩明均・室井大資 レイリ 第18話 画像1 岩明均・室井大資 レイリ 第19話 画像2

 

 

 

● 第19話 邂逅

 

丹波守との数年ぶりの再会、あふれる想いを抑えて現状を報告するレイリ

 

高天神の包囲がおとりであること、武田軍本体の援軍が駆けつけたこころで倍以上の敵軍が現われるという信勝の読み、ゆえに甲府からの援軍はないこと……

 

しかし、現実を知ったところで他に打つ手あるわけでもなし

 

レイリひとりが増えたところで戦局が変るわけでもなし

 

徳川軍への降伏の申し入れも受け入れられず、援軍も現われず

 

しびれを切らした信長から命令が下る「城兵を切り刻んで晒しものにしろ。高天神を見殺しにした武田勝頼の腰ぬけぶりを笑ってやるのじゃ!」と……

 

 

 

● 第20話 献策

 

降伏をはね付けられ、軍義は「いかに死ぬか」の議論ばかり

 

自身が「死にたがり」ゆえ死にたくないはずの人々の考え方に異をとなえるレイリ

 

「結果は見えておる、ならばじばたぜぬのが武士というものよ」と豪語する指揮官に「でも、それ兵法・戦略的にはどうなんですかねぇ?」と

 

「死を恐れぬ兵士は都合がよい。思いのまま配置し、捨てゴマとして使い切ればいいから。しかるに兵をまとめる将にはうわべの潔さなどさして役にたたぬ……

 

むしろ将たるものが死を口にした時こそが敗北なのである。たとえ卑怯者とさげすまれようとも全軍勝利のために殉ずるべし……

 

己の死にざまを繕うのは、全ての責を果たしたるのち」

 

信勝の言いそうなセリフを信勝のように伝えるレイリ

 

その説得が功を奏して、生き残る方法を探りはじめる高天神の指揮官たち

 

しかし「もう年だから甲府まで逃げきるのはとうていムリ」と若者たちを優先的に逃がそうとする丹波守、レイリにはその先導役を言い渡すのであった……

 

 

 

● 第21話 犬戻り猿戻り ①

 

レイリが高天神に潜りこむ際に通った左右が険しい崖になっている一本の細道

 

この「犬戻り猿戻り」を通って脱出を図ることに

 

出撃隊が敵の注意をひきつけているスキに、犬戻り猿戻りを途中まで進んだ部隊が途中からロープで崖を下って包囲を突破する作戦

 

馬に乗ったレイリ、槍と弓をたくみに使い行く手を阻む敵を次々倒してゆく……

 

岩明均・室井大資 レイリ 第21話 画像1 岩明均・室井大資 レイリ 第22話 画像2

 

 

→【レイリ/コミック1巻あらすじネタバレ

 

→【レイリ/コミック2巻あらすじネタバレ

 

→【レイリ/コミック3巻あらすじネタバレ

 

 

◆◆◆ レイリ4巻 ◆◆◆

 

【my 評価】 ★★ (お勧めしたい良作)

 

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