マトリズム2巻

Matorism 2

 

 

 

【タイトル】 マトリズム 2巻
【漫画作者】 鈴木マサカズ
【ジャンル】 人間ドラマ
【発売日】 2018年 1月
【掲載誌】 漫画ゴラク
【構成】 第10 ~ 19話

 

 

【こんなマンガ】

 

「刺激が欲しかった」という43歳フリーター田村浩介。ストレスフルな日常から逃れるため覚せい剤を購入。ネット情報で「あぶり」をやろうとするも、その直前に麻薬取締官が現れて……

 

2巻 あらすじネタバレ

 

 

● 第10話 フリーター 田村浩介(43)の場合5

 

部屋の前で麻薬取締官(草壁と冴貴)に声をかけられた田村

 

断固、家宅捜索を拒否するも「令状が出てるから邪魔すると公務執行妨害になりますよ」とたしなめられて、しぶしぶ中へ

 

あぶり道具一式を見られ、言い逃れはできなかった……

 

 

うなだれながら取り調べを受ける田村

 

しかし草壁から「失うものなんて何もないと思ってる連中から、最後のひとしぼり『人間であること』さえ奪うのが麻薬だ。

 

おまえは幸運なやつだ。

 

電話してきた母親に感謝するんだな」と告げられると……

 

フリーター田村に麻薬の恐ろしさを語る草壁

 

 

 

● 第11話 売人 神山慎吾(39)の場合

 

田村にエス(覚せい剤)を売った「よこはまえすたあ」こと神山慎吾

 

中学になる娘を持つ、ごく普通のサラリーマン

 

マトリに突入されて、反射的に2階のベランダから飛び降りる。しかしその真下で待ち構えていたのは草壁に立ち塞がれて

 

忘れ物を取りに帰ってきた娘に見られながらのタイホ劇……

 

 

ちゃんとした仕事もあって、家族にも恵まれて、満ち足りているはずなのに何かが足りない。刺激が欲しくてたまらない

 

そして、ホントに大事なものを失ってしまう神山であった……

 

売人・神山慎吾、中学生の娘にかばわれる

 

 

 

● 第12話 風俗嬢 西山佳奈恵(24)の場合1

 

同棲中の彼氏から、ボーズ頭にされて逃げてきた西山佳奈恵

 

その彼氏が覚せい剤をやっているとのことで、マトリで事情聴取……

 

 

ヤクをやっているせいか、うたぐり深い性格の彼氏・霧島玄人(28)

 

昼間でもカーテンを閉め切って、何の根拠もなく「客の男とヤってんのか?」と彼女・佳奈恵を殴りつけるDV男

 

浮気などしていない彼女に、ムリヤリ浮気を認めされる……

 

風俗嬢・西山佳奈恵、シャブ中毒の彼氏から暴力を受ける

 

 

 

● 第13話 風俗嬢 西山佳奈恵(24)の場合2

 

浮気を認めた佳奈恵をハサミで丸ボーズにした玄人

 

「…泣くなって。代わりと言っちゃなんだが、おまえにいいものを打ってやる」とイヤイヤする彼女に覚せい剤を注射してキメセク……

 

 

でもって、彼がパチンコに行ってるスキに逃げてきた彼女

 

いるはずもない取調室のブラインドから「あそこです!あれが彼です!」と覚せい剤による幻覚症状が現れはじめ……

 

風俗嬢・西山佳奈恵、丸坊主にされたうえシャブを打たれる

 

 

 

● 第14話 風俗嬢 西山佳奈恵(24)の場合3

 

そこにかかってきたのは彼氏・玄人からの電話

 

草壁からうながされ、電話に出ると「なに勝手に出かけてるんだクソがっ! いまどこだっ!」という罵声

 

「ユリ(友達)のところにいるの」

 

ウソでなだめられると一転

 

今度は「髪のことはマジで悪かったと思ってる。オレ怖いんだよ…おまえを好きすぎて…愛しすぎて…オレはオレが恐ろしい」と

 

なだめすかしている途中で電話は切れてしまう……

 

 

不安と疑念の無間地獄の中にいる彼氏・霧島玄人

 

ユリ(友達)の家にいるはずの彼女・佳奈恵が自宅マンションに戻っているのを部屋の外から確認すると……

 

風俗嬢・西山佳奈恵、部屋にマトリを待機させるも彼氏に疑われる

 

 

 

● 第15話 風俗嬢 西山佳奈恵(24)の場合4

 

警戒してマンション(自宅)には帰らなかった玄人

 

部屋に待機していた草壁たちマトリ捜査官たちも引き上げてしまう

 

もちろん、そんなことは知らない玄人

 

警戒して家には帰らず野宿していたものの、次第にシャブが欲しくてたまらなくなり、深夜、忍びこむようにマンションに戻ると……

 

風俗嬢・西山佳奈恵、彼氏・玄人との幸せな写真

 

 

 

● 第16話 風俗嬢 西山佳奈恵(24)の場合5

 

バッグの中のシャブを漁る玄人

 

その手をつかんだのは、ずっと部屋で待機していた草壁

 

同じく、マトリにガードされながら現れた佳奈恵に「おまえ マトリともヤったのか…」とシャブにやられ過ぎてもはや理解不能

 

「クソビッチがっ!」とわめき散らしながらタイホ連行……

 

 

そんな彼氏を恐れる西山佳奈恵

 

彼が保釈(初犯で使用目的なら3ヶ月後くらいとのこと)される前に、実家の富山へと帰郷するのであった……

 

風俗嬢・西山佳奈恵、彼氏のありえない浮気疑惑に茫然とする

 

 

 

● 第17話 前科者 飯田豊光(49)の場合1

 

薬物中毒者たちが集う「互助会」にて

 

かつての麻薬体験をかたり始めた飯田豊光(49)……

 

 

31歳、平凡なサラリーマンながら結婚して子供は2人。生活は苦しくとも幸せな家庭……と思っていたのは彼だけだった

 

とある日

 

土産をもって帰宅したら、妻も子供たちもおらず

 

机の上に置かれていたのは「離婚届」だった……

 

中年サラリーマン・飯田豊光、妻に夜逃げされ離婚

 

 

 

● 第18話 前科者 飯田豊光(49)の場合2

 

ボーゼンとしながらも、とりあえず10年ぶりに禁煙をといて一服

 

「こういうところがダメだったんだろうなぁ」なんて反省しつつも現状を受け入れ、独身生活を楽しみはじめる

 

タバコに、酒に

 

友人のツテでクスリにまで手を出して

 

家の中は荒れホーダイで仕事も無断欠勤

 

「死のうかな」なんて考え始めた矢先、あらわれたのはマトリ(草壁)……

 

 

自分のことを語りながら感極まって涙する飯田

 

互助会終了後、参加者のひとりに声をかけられる……

 

中年サラリーマン・飯田豊光、マトリに逮捕される

 

 

 

● 第19話 前科者 飯田豊光(49)の場合3

 

「よろしくお願いします 飯田さん」

 

親し気に握手を求めてきたのは、山下と名乗る男

 

タバコをふかしながら「しかし不思議だと思いませんか。タバコや酒は良くて、なぜ大麻やコカインはだめなのか……」と

 

覚せい剤には反対だけど、大麻やコカインはOKなんじゃないか、と

 

でもって「……実はいいタネがあるんですけどいりますか?」と

 

 

反射的に断ったものの「麻薬の味」を思い出ししまった飯田

 

「あの男とは二度と関わらない!」と決心を固くするも、1ヶ月後の互助会では自分から山下に声をかけ……

 

地獄を味わった麻薬から足を洗った飯田豊光、誘惑にあらがえず

 

 

→【マトリズム1巻/ネタバレ

 

 

◆◆◆ マトリズム2巻 ◆◆◆

 

【my 評価】 ★★☆ (お勧めしたい良作)

 

【ここがオススメ】

 

 【1】 麻薬に手を出すフツーの人々
 【2】 ヤクの売人たちもフツーの人で…
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