殺し屋イチ|山本英夫

殺し屋イチ 10巻/表紙 著者/山本英夫

 

 

 

【タイトル】 殺し屋イチ
【漫画作者】 山本英夫
【ジャンル】 エログロ
【発売日】 2001年 7月
【掲載誌】 ヤングサンデー
【構成】 6~10巻/シリーズ

 

【こんなマンガ】

 

ヤクザ組長と愛人を殺し、金庫の金を盗んだ窃盗団。なぜか現地(歌舞伎町)から逃げずにヤクザたちを翻弄。盗まれた金を追う組若頭・垣原、窃盗団のメンバーを追い詰めてゆくも、その前には最強の殺し屋イチが……

 

 ストーリーあらすじ

 

 

● 6巻

 

カレンの情報から、龍(ジジイの仲間)の女・ミユを見つけ出した垣原組

 

スタンガンで応戦するも、二郎・三郎相手には歯が立たず

 

三郎に乳首を切り取られ、二郎に乳房を殴り潰され……

 

乳首を切除される龍の彼女・ミユ

 

 

 

ミユのケータイから呼び出された龍、あっさり捕まってしまう

 

ミユの命乞いのため、アジトを白状

 

その後、拷問の技を競いはじめた二郎・三郎に耳を引きちぎられ、金玉を潰され

 

彼女・ミユに謝りながら絶命

 

龍の命乞いもむなしく、健気な女ミユも二郎の全力顔面パンチで……

 

龍の目の前で、二郎と三郎にレイプされるミユ

 

二郎のバカ力で耳を引き千切られる龍

 

 

 

龍がゲロった、ジジイ一味が隠れているタイ人街ホテル

 

パシリで確かめにきた金子

 

ジジイの指示で逃げようとした昇と正面対決に

 

しかし金子、ふだんの男前っぷりとはウラハラに、発砲音におびえ逃げられてしまう

 

ホテルから脱出した昇、今度は垣原と遭遇

 

どエム垣原をナメてかかった昇

 

何度殴っても平然と立ち上がる垣原に、次第に冷静さを失ってゆき……

 

垣原のデカ口で拳を噛まれた昇

 

 

 

● 7巻

 

結局、垣原に捕まった昇

 

「こっちは勝手にやってるから、オマエの知ってることでオレたちの喜びそうなこと思いついたら、適当にしゃべってくれ」

 

投げやりな垣原に、人体改造の実験台にされてしまう

 

松茸を裂くように、ペニスを縦方向にサクっと切られ……

 

ペニスにハサミを当てられ脅える昇

 

 

 

高校時代の悪夢、かばってくれた女子がレイプされる夢で目が覚めたイチ

 

ビンビンに勃起するも、相変わらず射精はできず

 

そこに、いつもの間違い電話、テレクラ回線(すでに廃業)から電話がかかってくる

 

「私な… 高校ん時… 輪姦(まわ)されたんよ」

 

昔語りをする女、それはイチの経験と酷似していた

 

「いっそのことイジメられっ子にも犯されて、救いようのない私になりたかったんよ」

 

「きみは犯されたかったの? その人に」

 

「気持ちなんて関係ない。人が人を犯すという事実だけがあればいいの

 

アナタがヤリたいからヤルんでしょ。それが妄想の力でしょ。相手など関係ない自分勝手な思い込み……」

 

彼女の言葉に悟りを開いたイチ、溜め込んだモノが一気にドクドクっと……

 

高校時代のトラウマ、いじめっこにレイプされる立花さん

 

久しぶりの射精の快感に打ち震えるイチ

 

 

 

ひとり逃げおおせていたジジイ

 

射精してスランプを脱したイチに、いよいよ垣原組皆殺しのための最後の指令を出す

 

封筒を手渡し、指示した(開封した)写真の人物を始末させる手筈

 

全ては、ジジイの描いたシナリオどおり

 

「イチによる平和な新宿(ハイキョ)計画」のとおりに進んでいた……

 

ジジイによる、新宿を廃墟(平和な街)にする計画

 

 

 

スプリットタンならぬ、スプリットチンにされた昇

 

失意の中、今度は怪力自慢したい二郎の餌食に

 

「腕力だけで腕を引きちぎれるかどうか」というチャレンジに付き合わされて……

 

腕力で腕を引き千切ろうとする二郎に脅える昇

 

 

 

● 8巻

 

昇の両腕を引きちぎった怪力・二郎の前に現れたイチ

 

特製シューズ(刃物)を抜きとられたり、足を掴まれたり、顔面殴られたり

 

苦戦しながらも、脚力だけで両腕をへし折り、首の骨をへし折り勝利する

 

ジジイの指示通り、昇も始末して……

 

イチのキックで両腕をへし折られた二郎

 

首をへし折られて死亡した二郎、心臓を突かれて死亡した昇

 

 

 

二郎の死に「俺が殺すつもりだったのに!」と激怒する三郎

 

現場に駆けつけた頃には、イチはすでに逃走

 

いつもの様に、きっちり射精を済ませてのち

 

まだ組に残っていたボンクラ藤原は、死体処理の車でトンズラ

 

残るターゲットは、垣原・金子・三郎の3人のみ

 

カレンの情報により、鈴木(船鬼一家の幹部)が殺し屋を雇ったことが判明

 

二郎が殺された怒りを、 鈴木にぶつける三郎

 

鈴木の脳天からドスでグッサリ

 

ついでに、鈴木が病室に連れ込んでいた女のアソコにもグッサリ……

 

頭の悪い女を騙して裏ビデオ撮影する鈴木

 

脳天にドス突かれて死亡した鈴木、アソコをドスで突かれて死亡した女

 

 

 

● 9巻

 

カレン情報により、イチがヤクザマンションに潜んでいることが判明

 

船鬼一家所有の部屋をひとつひとつ、しらみ潰しに探る垣原

 

とうとうイチと遭遇

 

盾となり垣原を逃がす三郎。落としたドスを拾おうとした瞬間、イチの蹴りが一閃

 

かわしたつもりが、カッパのように「頭の皿」が落ちて……

 

イチのキックで頭頂部を切断された三郎

 

 

 

恋焦がれたイチと相対した垣原

 

イチの一方的暴力に見とれるも間一髪、特製シューズの刃先を大口開いて回避

 

反撃に、鉄串でイチの鼻先をブスリ

 

イチのトランス状態(いじめっ子にキレてる状態)が解けてしまう

 

さらにイチの背後に現れた金子、ヘタレのくせに勇気をふり絞ってイチに発砲

 

弾丸は、イチの防具を直撃

 

友達だと思っていた金子に裏切られたイチ、ふたたびトランス状態に……

 

垣原 vs イチ、背後から銃撃する金子

 

 

 

● 10巻(最終巻)

 

金子を殺し、完全にイっちゃった殺し屋イチ

 

イチとの対峙で、初めて痛みを快感ではなく恐怖として認識した垣原

 

絶妙なタイミングで垣原に情報を流していたカレン

 

そして、裏からあらゆる人を思いのままに操っていたジジイ

 

ヤクザマンションを巡る騒動もいよいよ決着の時が……

 

ジジイとカレンのピロートーク

 

 

→【 山本英夫|殺し屋イチ 1~5巻

 

 

 感想と評価

 

 

20年くらい前の漫画だけど、今読んでもやっぱり面白い

 

味方面していたジジイが、実は全員始末するつもりだったというのは想定外

 

ジジイが実は30代だっていうのも

 

自分が死んだ後に、楽しいことが起こるのが許せないって

 

なかなか理解不能な境地ではあるけれど

 

ここまで極端ではなくとも、そういうタイプの人間は確かにいるよね

 

超絶めんどくさいタイプのヤツ

 

いじめのせいか、記憶が飛んじゃうイチ

 

ジジイにありもしない記憶をインプットされ、いいようにコントロールされた殺人マシン

 

いじめのトラウマって、一生引きずるんだろうねぇ

 

一時的に抑えることはできても、怒りが消えることはない

 

仕返しでもしない限りは、例え妄想であっても

 

「相手の気持ちよりも、自分がどうしたいか」っていうのは、まさにそのとおり

 

相手が改心したかどうかなんて関係ないから

 

日本の法律だと改心すれば減刑されるらしいけど、被害者の気持ちは……

 

まぁ、そんな感じでストーリーも楽しめたし、学びもあったり

 

頑張れば一日くらいで読破できるから、興味ある方はぜひ

 

 

 

◆◆◆ 殺し屋イチ 6~10巻 ◆◆◆

 

【my 評価】 ★★★ (中毒性がある名作)

 

【ここがオススメ】

 

 【1】 ヤクザの金に手を出した窃盗団
 【2】 盗んだ後もヤクザを翻弄し…
 【3】 武闘派ヤクザ vs 殺し屋、対立の行方は?

 

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