あらすじと感想｜エログロ漫画

 

【タイトル】 監禁嬢６
【漫画作者】 河野那歩也
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2018年10月
【掲載誌】 アクション
【構成】 第44～52話

 

人望あつい高校教師・岩野裕行。カコと名乗る女に拉致監禁され、レイプ犯にでっち上げられてしまう。カコから「私が何者か、私の目的は何か、当ててください」と脅迫され、否応なく……

 

● 前巻までのあらすじ

 

人望があり生徒受けもいい高校教師・岩野裕行
カコと名乗る女に拉致監禁され、逆レイプされてしまう
逆レイプされ、レイプ犯にでっち上げられた裕行
「私が何者か、私の目的は何か、当ててください」と脅され……

 

学校の文化祭
葵(元カノ)とのエロ音声を校内放送されてしまった裕行
マスコミが押しかけ、クビ同然で教師を退職
カコ(実行犯)と向き合うため、大学時代を過ごした京都へ
妻の美沙子は、ヒワ(娘)を連れて家出
冬休みの麻希(元教え子)は、裕行に同行中
裕行は大学時代の親友、文未乃さんと再会するけれど……

 

 

 

● 第44話　事実

 

文未乃さんが働いている古書店を訪ねた裕行
ところが「それ以上近づいたら警察呼ぶで！」
顔を合わすなり、拒絶してきた文未乃さん
「忘れたワケちゃうやろ！ 蛍を見に行ったあの雨の夜。君が私にしたことを！」と
裕行と文未乃さん、記憶に齟齬があるらしく……

 

 

 

● 第45話　嘘つき

 

「裕行にレイプされた」と
鮮明に過去回想する文未乃さん
しかし、全く身に覚えのない裕行
「…嘘だ！ それが本当なら通報でも何でも出来たはずだ」
「ホンマに馬鹿やと思うけど、あの時は君が好きやってん」
彼女の反応に裕行、自分の記憶が信じられなくなってしまう……

 

 

 

● 第46話　捏造

 

実は、裏で文未乃を操っていたカコ
文未乃のレイプ発言も嘘っぱち
文未乃さん、父親を人質に取られカコの言いなりだった
「構成的想起」なる心理テクで、
裕行にウソの記憶を擦り込んだカコ
その目的は「彼の中の暴力性とリンクさせるため」らしく……

 

 

 

● 第47話　赤提灯

 

何の成果も得られず、自己嫌悪にさいなまれる裕行
居酒屋で一杯ひっかけ気分転換
東京に帰る前にひと仕事、家出中の妻に連絡
「なぁ美沙子、ちゃんと会って話さないか？」と……

 

 

 

● 第48話　地下室

 

父の監禁場所、地下室に連れてこられた文未乃
父の安否を確認後、隠し持ったカッターナイフでカコを襲撃
あっさり返り討ちにされてしまう
カコが目的を達成するまでの間、地下室に監禁されることに……

 

 

 

● 第49話　京都

 

大阪から、美沙子がいる京都まで来た裕行
約束の時間まで、麻希の京都観光につき合うことに
一方、美沙子さん
裕行に会う前、カコに呼び出され……

 

 

 

● 第50話　橋

 

カコから、これまでの犯行を自白された美沙子
しかし、彼女にもカコを責められない暗い過去があった
でもって、裕行と再会した彼女
必死にヨリを戻そうとする裕行を拒絶
「葵とアンタの大学時代のアレ、文化祭でのあの放送。アレ盗聴したのウチやねん！」と……

 

 

 

● 第51話　告白

 

美沙子の過去回想
デブっちょでストーカー気質だった彼女
ある人間に依存して、観察して、執着する
小学校時は、好きな子の家を探し回って気味悪がられたそうな
それは大学生になっても変わらず、今度は裕行がターゲットに
イメチェンして裕行にお近づき
隙でもない音楽聴いて、葵(当時の裕行の彼女)と仲良くなり……

 

 

 

● 第52話　別離

 

「ヒワ(娘)が産まれた瞬間、ウチの全てはヒワになった」
「ヒロは『好きであるに越したことない人』になった」
でもって「ヒロとじゃヒワを守れへん」と
離婚届を突き付けられた裕行
封筒の中には香水らしき小瓶がひとつ
何気にシュッシュしてみると、故郷のことが脳裏を過ぎり……

 

 

 

 

「監禁嬢」６巻
感想は最終巻、９巻にまとめて書きマス。

 

【ストーリー評価】★★☆（良作！）
【グロさレベル】★★☆（中グロ！）

 

 

◆◆◆　監禁嬢 6　◆◆◆

 

【漫画作者】 河野那歩也

【発売日】 2018年10月