【タイトル】 神さまの怨結び 1巻
【漫画作者】 守月史貴
【ジャンル】 エロい漫画
【発売日】 2014年 11月
【掲載誌】 チャンピオンRED
【構成】 第1 ~ 4話
「縁結び」が転じて「怨結び」に。彼女の印たる赤縄で首吊りした男、怨結びの神・蛇(クチナワ)を目覚めさせてしまう。神の呪い「怨」で結ばれた者は、神隠しのように消えてしまうという……
▼ あらすじ
● 第1話 サクラ散ル赤
とある神社の境内、首吊り自殺した男
赤縄(せきじょう)を使ったのが悪かった。社に眠っていた邪神・蛇(クチナワ)の「供物」として扱われ、彼女を目覚めさせてしまう……
ところ変わって、巨乳がコンプレックスの純情女子・櫻ちゃん
それを容赦なく下品にイジってくる幼なじみの稲葉くんが大キライ。それこそ「あんな奴 消えちゃえばいい」なんて思い悩むほど
そんな彼女に前に、いきなり立ち塞がったヤクザ
……ではなく、首に切れたしめ縄をかけた目つきの悪い男。主人の命により彼女を社へとみちびく使い魔、つまりはただのパシリ
案内された先
待ち構えていたのは、クチナワと名乗る偉そうな幼女
いわく「かつては男女を結ぶ呪い、赤縄という道具の成れの果てだ」とか。つまりは「運命の赤い糸」を司る神さまだったもの
それが今では「怨を結ぶ」邪神
「怨」を結べば、稲葉を消し去ることができると言う。ただし、怨を結ぶには相手との交わり、つまりは「セックス」が必要とか
そして一度「怨」を結んでしまえば、他の誰とも生涯結ばれない
恐ろしい呪いだった
しかし、まだ子供の櫻には他の選択肢を考える余裕などなくて……
● 第2話 アトのマツリ
塾帰りの優等生・安登まつり
学校サボってばかりのクラスメイト千石くんを見かけるや、家まで追いかけていってお説教。正義感が強くて世話焼きなクラス委員長だった
それが気になる男子ならなおさら……
でもって、彼が義理の父親から暴力を受けていることを、その義父を殺したいほど憎んでいることを知ってしまったまつり
彼の力になりたくても「ここには来るな」と拒絶され
思い悩む彼女に手をさしのべたのは、首吊り男ことクビツリ
「蛇の社」へとご案内……
櫻と同じく、他の選択肢などなかった彼女
「今の私なら 彼を救えるはず」と彼のアパートへ。彼が殺したいほど憎んでいる男と怨を結んで(セックスして)消し去るために……
● 第3話 愛のキョウ宴
世間に広まりはじめた「怨結び」のウワサ
こぞって飛びついたのは、明日よりも今を生きる少女たち。涙ながらに純潔を捧げる子もいれば、淡々と事務作業のようにこなす娘も
増えてゆく犠牲者、罪悪感に蝕まれるクビツリ……
そして今日も、未来を考えられない少女がひとり
乙梨叶(おとなしきょう)と名乗るその少女。いじめられっ子で、クラスメイトに命じられて、代理で「怨結び」を実行しようと
「馬鹿野郎ッ」
ぶち切れて説教かますクビツリ
ところが「こんな私を叱ってくれるなんて!」とその叱責がひびいた彼女、何かにつけ彼に相談をもちかけるように
ひとりでも多く犠牲者を減らしたいクビツリ
度々、叶と会っているうち親密な関係になり……
● 第4話 クビナワ
実は、超ヤンデレ気質だった乙梨叶
クビツリを独占したいがために「神殺し」
クビツリを慰めたときに取り込んだ精液を利用して、人間だけでは立ち入れない社に侵入。眠っていたクチナワの胸にナイフを突き立てる
遅れて現れたクビツリには、
「いきなり襲われたから仕方なく…」とウソをついて……
そんなこんなで、おじゃま虫を排除した叶
満を持してクビツリとの初エッチ
ところがどっこい、クビツリの腕には「怨結びの印」が刻まれていて……