【タイトル】 神さまの怨結び 3巻
【漫画作者】 守月史貴
【ジャンル】 エロい漫画
【発売日】 2016年 6月
【掲載誌】 チャンピオンRED
【構成】 第10 ~ 15話
初恋の相手・浦見台を救うため、いじめっ子を次々消してゆく女子高生・知霧。「怨結びの重ねがけ」の代償を支払うことに。そんな彼女を心配するクビツリ、謎の少年につけ狙われて……
▼ あらすじ
● 第10話 死神
「怨結びの呪い」でいじめっ子2人を消し去った江西知霧
警察の捜査が入るも、彼女の犯行であることを証明するものはなし。しかし、大阪太志・母の彼氏のことを聞かれてちょい同様
何とか動揺を抑えて平静をたもつ
ところが、最後に「シュシュの下、あなたの左手首を見せてもらってもいいですか」とおかしなことを要求する女刑事
「怨結び」の最初の犠牲者・櫻だった……
そして「怨結び」の重ねがけをつづける知霧
いじめっ子の警戒をとくため、大好きな彼・浦見台まであざむいて……
● 第11話 本懐
目の前で、自分をいじめてきた相手といちゃいちゃセックスする姿を見せつけられて、それでも彼女・知霧を心配して連れ戻そうとする浦見台くん
彼への裏切りに、涙が止まらない知霧ちゃん
それでも初志貫徹して、ついに日根岸を消すことに成功する……
ムチャする彼女を心配して声をかけるクビツリ
ずっと彼のことを探して刑事になった櫻に見つかり、蛇(クチナワ)をつけねらう謎の少年に見つかり、ヤンデレJK乙梨叶のセンサーにひっかかり……
● 第12話 エニシ チギリ
娘・知霧に、自分を捨てた夫を重ねて見ていた母
娘の部屋に残されていた携帯から「怨結び」の実行シーン(娘がレイプされるとこ)を発見。わけがわからず荒れまくる
怒りに任せて叩きつけた写真タテの中には、
「パパたすけて ママにすてられる」なんて拙い文字の手紙が……
一方、いじめっこ全員を消し去った知霧
「怨結びの重ねがけ」の代償として周囲の誰からも認知されなくなってしまう。最後まで味方でいてくれた浦見台からも……
● 第13話 封印
めずらしく、クビツリに髪を梳くように命じたクチナワ
いわく「消えた人間を戻すには正しく『縁』を結びなおす必要がある。だが、クチナワには『怨』は結べても『縁』を結ぶ力はない
しかし、封印の解けた『赤縄』なら可能だ」と
「封印」をクビツリにも見えるようにしてやると……見えたのは、彼女をがんじがらめに縛りつける無数の荒縄
その荒縄の数だけ「怨結びの呪い」をかける必要があった……
それでも犠牲者たちを助けるには「怨結び」をつづけるしかない
改めてヤル気になったクビツリ
そんな彼の背後に現れたのは、クチナワに怨みを抱いているらしい謎の少年。彼女の手足であるクビツリを拉致……
● 第14話 傷を舐め合う羊たち
拉致されたクビツリが連れてこられたのは、数十人のレズカップルたちが所々で愛し合うボロボロのプレハブ
よく見れば、覚えのある顔がちらほら
「縁」を結べないなら、せめてカラダだけでもと繋がりを求める少女たち
「怨結び被害者の会」だった……
「名無しの無名(ナナ)」と名乗る謎の少年
クビツリが逃げられないように「人質」を取る
手錠でつながれていたのは如月千緒子、彼女をひきとり育ててくれたオジサンを「怨結び」で消してしまった少女(2巻5話参照)
ひき取られた従兄の親元では針のムシロとか
そのカラダには虐待を受けたアザがいくつも。クビツリをちらっとだけ見ると「返して…返して」と倒れたままうわごとのように……
自責の念にかられるクビツリ
「俺がこのまま神社に戻らなければ…」と堕ちそうになったところ、
「ホントにそう思ってます? 逃げたいだけなんじゃないですか?」と彼を奮起させたのもまた怨結びに関わった馴染みの少女……
● 第15話 その手に触れて
ひとりでポツンと、校舎の窓から見える海を描く少女
美術部員の鳥羽ちゃん
でもその絵が完成されることはなく、途中まで描いては止めをくり返す。家に帰っても話し相手は寝たきりのおばあちゃんだけ……
放課後まで居残りする彼女に、毎度声をかけるのは見回りの郷地センセイ
他の部員はとっくに帰宅していて2人きり
「おばあちゃんはもう長くない…私はもうじき天涯孤独。センセイ 卒業したら私を貰ってよ」とジョーダンともホンキともつかない態度
彼女にとっては至福の時間だった……
そんなある日
たまたま職員室前を通りかかった鳥羽ちゃん、郷地センセイの「結婚報告」を立ち聞きしてしまう
ショックで錯乱する彼女の前に現れたのは……