【タイトル】 神さまの怨結び 5巻
【漫画作者】 守月史貴
【ジャンル】 エロい漫画
【発売日】 2017年 8月
【掲載誌】 チャンピオンRED
【構成】 第22 ~ 27話
オカルト好きな女子高生・月乃。不慮の事故で大好きだった姉を亡くしてしまう。落ち込む彼女を心配する親友のリサ、少しでも元気づけようと「コックリさん」でお姉さんを呼び出すと……
▼ あらすじ
● 第22話 新月
「コックリさん」により、よみがえった月乃の姉・日向
「月乃のカラダを乗っ取ってしまった」と言う
その仕草も表情もよく知る月乃とは全くの別人で、彼女の「入れ替わり宣言」を疑いもしない月乃の親友・オカルト少女のリサ……
しかし、日向の元クラスメイトたちはそんな話を信じるはずもない
「日向の真似」をしている月乃に怒り心頭
「…日向の妹にこんなこと言いたくないけど、みんな悲しんでるだよ!?」と涙を流す。その姿に心を痛める月乃の中の日向……
そしてもうひとり
彼女の「入れ替わり宣言」を信じたのは日向の彼氏・はや君
実はこの彼「ありえないこと」で家族を失っていて、そんな時に支えてくれた日向を、今度は自分が助けてあげたいと……
● 第23話 満陽
日向と月乃の入れ替わり、それを信じる人と信じない人と
月乃の中にいる日向自身は、入れ替わりを信じて疑わない
そして「月乃にカラダを返さないと」と思いながら、再び闇に帰ることを恐れていた
そして、彼女を「成仏」させようとするリサを避けはじめる……
避けられていることに気づき、彼女を尾行しはじめたリサ
「会ってはいけない」と言っていたはずの彼氏・はや君といちゃいちゃデートして、物陰でエッチする姿を目撃してしまう
「このままでは月乃が消えてしまうのでは?」と恐れた彼女
たまたま目に留まったフリーダイヤルに相談することに
「友達を助けてください」とホンキで送ったオカルト過ぎる悩み相談は、巡り巡って「警視庁・怨結び対策課」の目に留まり……
● 第24話 穴
日向の彼氏・安登囃(あんどうはやし)
「とある事件」により姉は「別人」になってしまう
そして別人になってしまった娘を「いつか元に戻る」と信じて疑わない父こそ、「怨結び対策課」を作った警部であった……
一方、月乃のカラダで彼との肉体関係をつづけてしまう日向
後ろめたさのせいか、彼とシてるときに限り「視線」を感じるように
その視線の正体をたどっていくと、月乃の部屋の壁に飾られたペンタグラムに。それをめくると、日向の部屋に通じた「覗き穴」が
日向の感じた視線
それは、男と乳くり合う日向に向けられた月乃の悪意だった……
● 第25話 天啓
月乃の覗かれていたことに知ってしまった日向
蘇ったのは、月乃にメイクを教えようとして断わられた思い出
「お姉ちゃんがいる限り、あたしは大好きなお姉ちゃんにはなれない」という月乃の負の感情が、彼女の頭の中を駆け巡り……
思い悩む日向の前に現れたのはクビツリ
彼・はや君を消したいなどとは思いもしなかったのに、クチナワから「愛しい者を救うため、全ては使う者次第」なんて諭されると……
● 第26話 姉二人
クラスメイト・千石揺に淡い恋心を抱いていた安登まつり(1巻2話参照)
日向の恋人・安登囃の姉だった
彼に暴力をふるう父親を「怨結び」で消そうとするも「儀式」の途中で帰宅した彼が彼女を守るために父を撲殺
人殺しになってしまったことに震えおののく彼
「怨結びの呪い」で彼を消してあげるまつり……
しかしショックのあまり記憶が消えて幼児退行してしまった彼女。それからしばらくして芽生えた新しい人格
クチナワを憎む名無(ナナ)の正体であった……
「怨結び」のターゲットにされた安登囃を心配したクビツリ
「あんたが…まつり姉ちゃんをあんな風にしたのかっ!」と殴りかかられ、反撃するつもりもなく一方的に叩きのめされていたところ
櫻センパイの指示で囃くんに会いにきた佐々刑事にタイホされてしまう……
● 第27話 死者との怨結び
「怨結び」ではや君とともに消えることを願う日向
夜の公園で、彼と最後の交わりを……
ところが日向の「怨結びの印」を見るなり人が変わった囃
「この呪いのこと知ってたの?」とたずねる彼女に「逆に聞くけど、なんで知らねーの? 死んだせいでそんなことも忘れちゃったの?」
囃の姉・まつりのクラスメイトだった日向
知り合ったキッカケは「怨結び」のことで彼女に相談したから
それすら思い出せない自分は日向ではなく、日向になりきった……そんなこんなで、ようやく「入れ替わり」の思い込みが解けた月乃
「ごめんなさい!ごめんなさい!」と必死になって謝罪
しかし自暴自棄になった彼に、強引に「怨」を結ばれてしまい……