【タイトル】 DEAD Tube 4巻
【漫画作者】 山口ミコト×北河トウタ
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2016年 4月
【掲載誌】 チャンピオンRED
【構成】 第15~18話
業得学園ご一行、真城舞・町谷智浩・三輪花江・水野マキが向かった先は無人島ロックリバー。この島にひそむ殺人鬼クレイジーラスカルを撮れば1秒につき100万円もらえるとのことだけど……
▼ あらすじ
● 第15話 おいでラスカル
部屋に投げ入れられたのは参加者のひとり西島秀雄の首
「これで信じてもらえたかなぁ~? この島に殺人鬼がいること。それじゃあ、しっかりターゲットのクレイジーラスカルをカメラに収めてくださいね!」
デッドチューバーたちをあざ笑うかのような言葉を残しテレビはぷっつり
西島の首を冷静に調べていた医者の卵を自称する城垣新「鋭利な刃物ではなく、ナタのようなもので力任せに斬ったみたいです」とのこと……
武器になりそうなものを集めグループごとに分かれて見張りをすることにした一同。残ったカメラ・スマホ1台を共有財産にして獲得金は山分けするということで
晩になり、とつじょ「誰か!!」と人を呼んだ城垣
「あそこに人影が……」と指差した外には誰もおらず、と同時に2階から「キャアアア!」と女の子・玲羅(城垣のカノジョ)の叫び声が……
駆けつけてみると、そこにいたのは首を切られた男の死体(江口)と血まみれでベッドに横たわるも外傷はなさそうな玲羅
そんな中、冷静にスマホに残されたメモリを取り出した町谷
隠し持っていたビデオカメラでそのメモリを再生すると、中には江口にレイプされる玲羅とピースサインで男の首を切り落とすクレイジーラスカルの姿が……
それを見て確信した町谷「クレイジーラスカルはこの中にいる」と……
● 第16話 ヒアラスコー!!
「クレイジーラスカルはこの中にいる」との町谷の推理に騒然とする一同
しかし誰が殺人鬼なのか特定するまでには至らず、結局はお互いに疑心暗鬼に駆られたまま、自分の身は自分で守るということでそれぞれの個室に閉じこもってしまう……
業得学園ご一行は、舞とマキ・町谷と三輪の2手に別れることに
でもって町谷と2人きりになった三輪
「もし私がおまえの目の前で誰かに殺されたそうになったとき、私が殺される姿をただ撮影するだけか、ちゃんと助けてくれるのか…知りたいんだよ……
ぶっちゃけ、私が今頼れるのはおまえくらいなんだよ」
それを確かめたいと、前回につづいて(8話参照)町谷に色じかけ
そんな2人の部屋の前で「ヒァラスコー!」と息をひそめていたのは、ナタのようなものを手にしたクレイジーラスカルの禍々しい姿……
● 第17話 二人の夜
三輪の裸を見ても、キスされながらペニスをシコられても、ぜんぜん勃起しない町谷
ついには「私が中古のヤリマンだからか?」と泣きながら「あんなヤツに処女やんなきゃよかった」とその初体験を語り出す
中2のときに姉貴の彼氏の大学生と初めてセックスしたこと
思ったほど痛くも苦しくもなかったけど、なぜか涙が出たこと
泣き出した彼女を見て「あ~あ、やっぱ処女はメンドな…」と傷つけられたこと
ボロボロ涙を流しながらトラウマを語る彼女を見て「キレイだ…その顔すごくキレイだよ」とようやくペニスをガチガチに勃起させた町谷
彼女が町谷にまたがりペニスを挿入しようとしたその直前
扉を壊して現われたクレイジーラスカル、ナタで2人に斬りかかる。続いてその場に現われた舞、クレイジーラスカルに警棒をふりおろす
しかし2人を見てそれどころではなくなった舞
逃げる殺人鬼には目もくれず「ねぇ…なんで2人とも裸なの? ちゃんと説明して」と
「2人でSEXしてたんだよ」と舞を挑発する三輪に、それを否定しない町谷を見て「町谷くんの裏切り者…あの時の言葉をウソだったの!?」
泣きながら屋外へ飛び出して行ってしまう……
● 第18話 殺人鬼は誰?
町谷・三輪・水野、残された3人の前に現われたのは手駒祐介
プロの探偵だと言う
唯一現われない13番目の人物の部屋にマスターキーを使って潜入、その中には整然と並べられたクレイジーラスカルの衣装と脅える幼い少女がひとり
とりあえず、ケガに加えて発熱もひどいその少女を城垣に見てもらうことに……
居間でその女の子の容態を見る城垣
すると今度は2階から女性(南明里)の悲鳴が……
彼女が開いた扉の先には、目・口・鼻・女性器、あらゆる「穴」を縫い付けるように塞がれ、あられもない姿をさらす玲羅の姿が
時を同じくしてその場に現われたクレイジーラスカル
三輪に警棒(ナタではなく警棒ね)を振りおろそうとしたところを、迷彩服のデブ・石崎軍児に散弾をぶちこまれ逃走……
ここにきて猟銃という絶大な武器をちらつかせはじめた石崎
男たちには「ラスカル捜索」を命令して屋外に追い出し、残ったのはかよわい女性のみ
「殺人鬼の可能性のあるヤツは全員追い出した。センサーを通らずに外からここに戻ってくることもできない。ここは絶対安全な城になったんだ……
そして俺が…この城の王様だ」
舌舐めずりしながら女たちを物色する石崎
これこそこの男の真のねらいだった……