あらすじと感想|エログロ漫画

デッドチューブ21/表紙 著者/北河トウタ

 

【タイトル】 DEAD Tube 21巻
【漫画作者】 山口ミコト・北河トウタ
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2023年 2月
【掲載誌】 チャンピオンRED
【構成】 第83~86話

 

桁外れな高額報酬を得られる動画配信サイト、DEAD Tube。視聴数を増やすためなら何をやってもOK。暴行、レイプ、殺人さえも。ただし、視聴数最下位の者は全ての罪と費用を被らされ……

 

 

▼ あらすじ

 

● 前巻までのあらすじ

 

金欠の予備校生、まっちょん
1日100万の超高額バイト「DEAD Tube House」に応募
ジャスティスメン、ラスカル姫、秋津氏の3名を連れ参加
飛び入り参加の三輪ちゃんを加え、5人パーティに
「DEAD Tube House」のルールは以下のとおり
一日一回、日課をこなすこと
日課を失敗した場合、参加者ひとりをランダムで処分
参加者の中には、ゲームを失敗に導く反逆者が2名いる
日課を5回クリアすればゲーム終了
参加者が残り4人以下になった場合もゲーム終了
でもって、4日目の日課が終了後
反逆者不明のまま3人目の犠牲者、星読の死亡を確認……

 

 

 

● 第83話 謎解きは日課のあとで

 

星読氏の死体を確認したまっちょん
隠れていたクレイジーラスカルからの奇襲
脳天をかち割られとうになるも、間一髪でガード
味方の加勢もあり形勢逆転
しかし、異常な身体能力で逃げられてしまう……

 

 

 

以上の出来事から、反逆者を推理したまっちょん
星読の占いを拒否したこと
異常な身体能力があること
反逆者はペアである可能性が高いこと
「マスター西郷のペアが反逆者で間違いない」と
反逆者疑惑に、腕力で抵抗する西郷ペア
しかし、頭数の差であっさりお縄
でもって、その日の日課は「反逆者を一晩身柄拘束」に
専用の檻を用意するメイド
もちろん、閉じ込められるのは西郷ペア……

 

 

 

● 第84話 全裸探偵

 

その日の晩、蜜子氏の訪問を受けたまっちょん
高価なお酒と豪華なおつまみを手土産に
貧乏予備校生のまっちょん、欲求に逆らえずゴクリ
グラスに塗られた睡眠薬でお眠……

 

グッスリお眠のまっちょん
その正面には、蜜子が招き入れた監督(東村としお)
ブリーフ一丁に本格的なビデオカメラ
某有名AV監督スタイルで登場
「ひと目見たときから君を撮りたいと思っていたんだ」
タイトルは「落第少女と女王の教室」とかなんとか
蜜子&まっちょんのレズプレイからハメ撮り……

 

 

 

知らぬ間に弄ばれてしまったまっちょん
翌朝、檻に閉じ込められてた三之下君が死体で発見され……

 

 

 

 

● 第85話 ゲイシャハラキリハナフブキ

 

弟子(三之下君)を殺され、激オコのマスター西郷
しかも、今日の日課は、
「まっちょんはマスター西郷の命令にひとつだけ従う」
まっちょんに命令するマスター西郷
「君の刀でこの中のひとりの首を刎ねなさい」
出来なければ切腹、と
切腹する気は毛頭ないまっちょん
どうせ切るなら反逆者を切ろう、と
最も怪しい蜜子&監督に「どっちから死にたいっスか?」
しかし監督、昨晩の3Pハメ撮りを見せて潔白証明
ブチ切れのまっちょん
「ギャラは弾むよ」と耳打ちされると一転ご機嫌に
一方、反逆者探しは迷宮入りに……

 

 

 

 

● 第86話 予備校探偵から名探偵へ

 

反逆者探しに熱中するまっちょん
しかし、反逆者よりも先に報復をしたいマスター西郷
「君の仲間の首を刎ねなさい」と命令変更
仕方なく日課消化を優先することにまっちょん
「真城舞は昔の仲間」と一方的な仲間宣言
舞も「まっちょんとは昔一緒に戦ったわ」と了承
すると、マスター西郷
舞の美貌にソソられてか、助力を表明
しかし、舞の警棒クラッシュであっさり返り討ち
ボコボコにされ戦闘不能に
まっちょん、仲間になったマスター西郷の首を……

 

 

 

 

 

 

▼ 感想と評価

 

連載開始から10年近いこの作品
初期と比べると、作風もだいぶ変わってきた
初期は、そこそこリアリティがあったけど
巻が進むにつれ、ぶっ飛んだ設定がちらほら
あの外見でなぜか逮捕されないジャスティスメンとか
ヴァーチャルデッドチューブ編のゾンビ化麻薬とか
町谷父の死に様とか
ぶっ飛んでる言うか、徐々にギャグ化してるような
どうしてもズレを感じちゃうだよね
シリアスなエログロ漫画として読もうとすると
衝撃度のピークは7巻、花菜(妹)が殺される瞬間
あれ以上に、過激かつ衝撃的にするのは難しいだろうから
それ以降は「半分ギャグ」と思って読んだほうが楽しめるかと
実際「DEAD Tube House」編なんか半ばギャグだし
グロさに関しては「見た目程じゃない」ってところ
殺し方、死に様は派手なんだけどね
拷問で悶え苦しむシーンとかはほぼなし
楽な死に方しちゃうパータンが多いから
10巻を越えるころには、グロ絵にも慣れてきちゃうし
エロに関しては、レイプあり輪姦ありでかなり過激
1巻に一度以上はエロが入る感じ
エロ・グロ・ギャグを上手くミックスさせた漫画だね!

 

【ストーリー評価】★★☆(良作!)
【グロさレベル】★★☆(中グロ!)

 

 

◆◆◆ DEAD Tube 21 ◆◆◆

 

【漫画作者】 山口ミコト・北河トウタ

【発売日】 2023年 2月

 

 

 

 

 

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