【タイトル】 シマウマ 22巻
【漫画作者】 小幡文生
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2020年 4月
【掲載誌】 ヤングキング
【構成】 第17話 (結) 最終話
ターゲットに生き地獄を見せる、ヤクザすら恐れる回収屋。その回収屋の創設者、高城。高城の後継者であるシマウマと、シマウマに回収屋として教育されたドラ。３人の因縁が明らかに……
▼ あらすじ
首ちょんぱされたはずのシマウマ、実は生きてた
諸悪の元凶、高城本人はとうの昔にお亡くなり
ドラは、まだシマウマが生きていることを知らず
アカは、死体となりドラの元へ送りつけられる
キイヌは、シマウマの駒
エルは、シマウマとのタイマンでボロ負け
網川とフォーのコンビは、回収屋と敵対しつつ高城の調査
ドラの元仲間だったサトシは、アカへの復讐に燃え……
アカが所持していたスマホをチェックするドラ
残された動画データからシマウマ生存を知る
アカがシマウマに殺されたことも
サトシがシマウマの手駒だったことも
サトシがシマウマに逆らって殺されたことも
そして、自分がずっとシマウマに操られていたことも……
シマウマにスカウトされたエル
シマウマ側に付くフリをして内情をスパイ
しかしキイヌの不意打ちを受け、スタンガンでビリビリ
捕らわれれの視となり、ドラをおびき寄せるためのエサに……
そんなこんなで、ドラとシマウマの最終決戦
場所は、高城が死んだ廃病院
エルの首切り死体を見せられ、精神的ダメージを受けるドラ
でも、それだけじゃなかった
高城の肖像画の下、布を取ると生首がずらり
キイヌ、吉田、アカ、サトシ、ジョディ
レム、ドテチン、高城(ニセ者)、顔見知りから仲間の首まで……
絶句するドラに、吉田の首をドラに放り投げるシマウマ
「竜夫、こいつは逃げなかったぞ。病院でお前の帰りを待っていた。ふふっ…忠実な犬だな」
キイヌに対しても「こいつの役目は、もう終わったからな」
友情、愛情、希望
それら生きがいを与え奪うことがシマウマの生きがい
そして仮想高城を作り上げ、地獄に突き落とすことが……
|
|
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
|
|
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
|
|
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
巻 |
▼ 感想と評価
全22巻、長かった……
前半、11巻くらいまでは回収屋に地獄を見せられる人々の話
拷問、強姦、ナニちょんぱ
殺し意外ならなんでもござれ
最高にイカれたストーリーがイカす
殺しては臓器を狩りまくる、レムのグループなんかも登場したり
レムが大暴れしていた頃が、一番恐かったなぁ
12巻からは起承転結編、高城うんぬんの話になる
この辺りから、作風が一気に変わっちゃった気がする
一番の問題は、エル・アールの存在
標準体型の女子が、チンピラグループを制圧するとか
それもう、ファンタジーな少年漫画の世界
リアリティが崩壊しちゃってるよ
踵落としで人体を真っ二つにするシーンとか、もうギャグじゃん
ストーリーの緊張感も無くなっちゃったよ
網川たちとの小競り合いがやたら多いのもなんだかなぁ
ホント、少年漫画的になっちゃってるのが非常に残念
でも最後、シマウマと高城の因縁話は面白かった
少年漫画からシリアスな世界観に戻ってきた感じ
まぁ、フォーの最後の行動が「？」だったり
斧一振りで首ちょんぱされるのもどうかとは思ったけど……
とにもかくにも、12巻までは面白いからさ
色々おかしな点はあったけど
グロさに関してはスーパーハード
ち〇こをバナーナーで炙られるシーンとか、トラウマもん
作中、痛みは慣れるとか言ってたけど……ムリでしょ
痛みでショック死するんじゃない？
むしろ、死んだほうが楽かも
エロに関しても、かなりハード
レイプなんて当たり前
登場する女はだいたい地獄を見る、文字通りに
生き残ったのがラッキーとは言えないくらい、酷い目に合う
苦手な人は、見ちゃいけない漫画だと思いました
まとめ、スーパーハードなエログロ漫画が見たい人におすすめ！
【ストーリー評価】★★☆（良作！）
【グロさレベル】★★★（激グロ !!）
◆◆◆ シマウマ 22 ◆◆◆
【漫画作者】 小幡文生
【発売日】 2020年 4月
