【タイトル】 シマウマ 16巻
【漫画作者】 小幡文生
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2017年 7月
【掲載誌】 ヤングキング
【構成】 第15話 (承) つづき
回収屋の害虫(外注)エルとアール、彼氏(三上)の裏切りに逆上、みづきを惨殺してしまう。最愛の彼女を殺された三上、裏で糸をひいていた掃除屋フォーに取り込まれ、回収屋に牙をむく……
▼ あらすじ
襲撃してきた刑事2人組を返り討ち、油断していたドラとアカ
三上の奇襲特攻をもろに食らってしまう
ドラをかばったアカ、三上のナイフが内臓深くまでザックリ
逆上したドラ、三上をボコボコにぶちのめしてのちトドメを刺そうとするも、三上を迎えにきた網川に邪魔されて……
三上を担いでゆく網川を、歯ぎしりしながら見送るドラ
瀕死のアカを吉田総合病院へと運び込む
執刀したのは、今や回収屋の主治医と言っても過言ではない吉田。毎度、院長の息子という立場を悪用してこっそり手術完了
致命傷ではないものの、意識不明の重体とか
動けないアカに代わり、三上への報復に動きだす……
網川に助けられた三上
回収屋を潰すべくあらためて協力を求められるも、裏切られまくったすえ最愛の恋人まで殺され、誰も信じられなくなっていた
しかし「アナタの力が必要なんです。手を貸してください」とフォーに持ちあげられると、持前の甘っちょろさが顔を出し……
フォーの情報を元にバーZEBRAを訪れた三上
回収屋とは何なのか、シマウマとは何者なのかを見極めるために
フォーいわく「回収屋はボクが知るだけでも数十人、あなたたちは候補者なんですよ。彼の殺すべき男『高城になる人間』の……」
捨てゴマに利用されたチンピラに囲まれるも、あっさり返り討ち
三上が来ることも事前に察知していたシマウマ
「…辞める気はないんだろ、回収屋」とビビる三上に人手を貸してくれたうえ、ドラの居場所まで教えてくれる
「おまえらの小競り合いに興味はない。オレが興味あるのは使える人間だ」と……
そんなこんなで再びドラに奇襲をかける三上
シマウマが用意してくれた10人近い手下を引き連れ、万全の状態で
しかし、今回はドラもしっかり対策済みだった
押し入った三上たちの背後に現れたのは、双子姉妹の生き残りエル
うろたえるチンピラたちを、手にした日本刀でばったばったと斬り捨ててゆく。残るはアールの仇・三上のみ
仇敵同士の2人の対決、生き残ったのは……
頭から股にかけて一刀両断された三上
最後に脳裏によぎったのは、彼女みづきと過ごした幸せなひと時であった……
ドラから連絡を受け、三上を弔うサトシ
あらためて、回収屋への復讐を誓うのであった。そしてフォーと網川のコンビも本格的に「回収屋潰し」に動き出すのであった……
相棒アカが重体のため、ひとりで仕事を再開したドラ
「シマウマを通さず直に頼みたい」と依頼に訪れたのは「悪の親玉」的な、、黒服を従えた見るからにワルな老人
ターゲットは警察官僚・山岸
回収屋のお仕事の「表に出た部分」をモミ消していたお偉いさん
シマウマの手ゴマの中でも「使える人間」のひとり……
シマウマの凄さを認めつつも、やっぱりシマウマを出し抜きたいドラ
害虫(外注)だったエルを正式なメンバーに迎え入れ、ハニートラップを仕かけて一本釣り。山岸を拷問にかける
「シマウマからオレに乗り換えろよ」と
山岸にきっちり回収をかけたうえで、山岸に指示していた警察官僚の上司・庭谷の弱みをガッチリと握り……
珍しくドラを食事に誘い出したシマウマ
隠れていたフォーと網川(山岸に回収をかけるところからずっとドラを監視していた)に声をかけるや、あっさりぶちのめして追い返す
でもって「奴(庭谷たち)のような臆病な犬と同じだ。調教次第で忠実な下僕になる。うまく使えよ」と
ドラの「おイタ」は全てお見通し
ケンカでも仕事でも、ドラのはるか上を行くシマウマであった……
シマウマとの「格の差」を見せつけられ荒れるドラ
ナンパした女をメチャクチャにして、チンピラをぶちのめしても治まらない
その翌日、シマウマに指定された時間に事務所を訪れると、デスクの上には無造作に置かれた「首だけ遺体」が……