【タイトル】 シマウマ 4巻
【漫画作者】 小幡文生
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2012年 5月
【掲載誌】 ヤングキング
【構成】 第7話
裏切者アヤの件が片付き「クソな人間が求めるからオレたちがいる」という回収屋の本分を受け入れたドラ。今回は元麻薬取締官(マトリ)網川をハメるため、その妻をシャブ漬けに……
▼ あらすじ
● 第7話 網川
どこぞの女に金を貢がせていたホスト
回収屋のターゲットにされ、鼻を削がれて、女のアソコに突っ込まれ……
そんなこんなで、ひと仕事終えたドラ
手伝わせた半グレたちに「山分けしろ」と50万円をポーンと気前よく
さらに高級クラブに連れていって豪遊
しかし、そんなガラの悪い連中に好き勝手されては商売にならないクラブ側。「用心棒」が出てきて路地裏に、全員ボコボコにされてしまう……
一足先に逃げていたドラ
その様子をビルの上から観察していた
「もう二度と店に近づくんじゃない。近くで見かけても同じだ…この程度じゃ済まさないぞ」と脅しをかける用心棒の男に、
「さすがは、元麻薬取締官(マトリ)だな網川さん」
今回の本命・網川に、見えない場所からゆさぶりをかける……
麻薬取締を専門におこなう厚生労働省職員・通称マトリ
潜入捜査に、おとり捜査
率先して危険な役を買って出て、歯向かう相手はボコボコに……かなりムチャな捜査をしていた網川。敵は少なくなかった
そんな彼が溺愛していた息子・タケル
内臓に疾患があり、移植手術が必要とか
国内では順番待ちの状況にあるから、海外で移植手術を受ける必要があるとか
その場合、5,000万円弱の費用が必要とか
日に日に容体が悪化してゆく息子を前に、焼却処分前の麻薬を持ち出してしまう……
そんなこんなでマトリを退職
手術に間に合わず息子が亡くなって以来、妻・早苗とは別居
他にやることもなく始めたクラブの用心棒
元マトリであることはナイショにしていたのに……ドラの正体を探りはじめる網川。まずは、クラブで騒いでいた半グレたちを締めあげて……
一方、網川を陥れるための準備を進めるドラ
「純情な青年」をよそおい網川の妻・早苗に近づき、カラダの関係に
さらにキイヌからもらったシャブ(麻薬)をひそかに使って、少しずつセックスへの依存度を高めてゆく……
その早苗さんをストーカーしていたブ男・吉田
毎日のように「アミカワには女がいる」と彼女のアパートに投函。時には、網川がホステスの女とラブホから出てくる姿を盗撮したものを
あらゆる手段を使って別れさせようとするこの男
今回のドラの依頼主であった……
半グレを締めあげ「回収屋ドラ」のキーワードにたどり着いた網川。さらに捜査を続けていたら、ヤクでラリっていたアカと遭遇
前回の、アヤの件でうっ憤を抱えていたのか
網川に情報をリークしてしまうアカ……
でもってドラを見つけ出した網川
ファミレスでお食事中のドラの手にフォークを突き立てのちボコボコに。しばらくは動けないくらい痛めつけて「オレに近づくな」と……
網川にボコられ、むしろ火がついてしまったドラ
網川の女・ホステスのナナエを人質に取り、人気のない倉庫に呼び出して、助けに現れたところを車でドーンと……
あとは別居中の妻・早苗のマンションに連行
ヘロイン漬け・セックス漬けの彼女を見せつける
夫に見られている前でも、求めずにはいられない早苗さん。相手がドラからブ男の吉田に入れ替わっても構わず腰をふりつづけ……
結果、ドラの目論見どおり
早苗と離婚することにした網川。別れるというよりは「新たな関係を築いていきたい」なんて前向きになった矢先
早苗さん、屋上から飛び降り自殺してしまう
網川の目の前で……