【タイトル】 シマウマ 14巻
【漫画作者】 小幡文生
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2016年 5月
【掲載誌】 ヤングキング
【構成】 第14話 (起) つづき
回収屋の正社員として採用された三上。彼女と別れ、幸せな日々を捨て、歩はじめたのは地獄への一本道。そんな中、アカに恨みをもつ死体処理係「後始末」のサトシに同盟を持ちかけられて……
▼ あらすじ
「DV夫への復讐」を依頼された三上
キチ○イJK双子姉妹・エルとアールの暴走により、ターゲットをインポにしたうえ、怒り狂うDV夫の足の指を斬り落とし……
報告に訪れた三上から、そのビデオ映像を見せられた妻(クライアント)
「ここまでするなんて…」と青ざめ「警察に行きます」と
すかさず止に入る双子姉妹
妻の脳天にかかと落としを食らわして……殺してしまう
クライアントを殺したなんて知られれば、次は自分が殺さる
焦りまくる三上、そして頼ったのは「後始末」のサトシ
電話一本で駆けつけて、証拠ひとつ残さず処理してくれるプロフェッショナルな仕事ぶり……ピンチを助けてもらった三上
サトシとの同盟関係が成立するのであった……
一度裏切ってしまえば、ドラを恐れてばかりはいられない
ドラもアカも忌避する、シマウマでさせて手なずけられなかったというエルアールを自分の手ゴマにすべく彼女たちのマイルームへ
中に並んでいたのはホルマリン漬けにされた数々のペニス
双子姉妹から逃げ出した「元カレ」たちのモノだとか
想像以上のイカレっぷりに血の気がひく三上、しかし後には引けなかった……
ここで過去回想
エルアールとシマウマの出会い編
「全部調べはついてんだよぉ! 学校ぐるみで売春してるってなぁ! 縄張り(シマ)荒されて商売あがったりなんだよ!」と
とある高校の校長に脅しをかけるヤクザ
ところが、校長が恐れていたのはヤクザではなかった
シマを荒らしていた張本人・キチガイJK姉妹エルとアール。窓ガラスをぶち割って登場するや2人がかりでヤクザをシメてしまう……
報復に手下を差し向けるも全員返り討ち
さらにその報復で妻をさらわれてしまったヤクザの男
エルアールに呼び出され、再会した妻は無残な首なし死体に……
そんなこんなでシマウマにスカウトされた双子姉妹
しかし「殺しはしない」が鉄則の回収屋なのに、毎度やり過ぎてターゲットを殺してしまう2人を持て余しはじめる
拷問にかけヤキを入れても効果なし
次に命じられた仕事で、ターゲットの手足を斬り落とし「ペット」として飼いはじめるも、すぐに飽きて餓死させてしまう
飼いならすことをあきらめたシマウマ
回収屋をクビにするも「外注」として繋がりを保ったまま今に至る……
同盟関係になったサトシからエルアールのことを教えてもらった三上
今度はサトシのお手伝いをすることに
ターゲットにされたのは、みづき(三上の彼女)が勤める風俗店店長。以前、ボコにされたうえ彼女のことを貶した憎い相手
人気のないトンネルで三上が声をかけて足止めすると、背後から現れたサトシがガス銃のようなもので額をぶち抜き殺害
ところが、その現場に現われたのはみづき
店長の尾行をしていた三上のを見かけ、後をつけてきていた
彼に反省させるために家出しただけで、別れるつもりなどなかった彼女「ごめんね…謝るから帰ってきて」と三上に泣きすがり……
その現場にドラを呼び出していたサトシ
三上と彼女が仲良く立ち去るのを見送ってから現れたドラに「回収屋に売ったこと (ドラの情報を漏らしたこと)」を謝罪
そして「もう一度ひと旗あげようぜ」と
態度を決めかねているドラに「ひとつだけ頼みがあるんだ。アカ…あの野郎は殺す! 邪魔だけはしないでくれ」と……
でもって、三上のところ(みづきのマンション)に向かったドラ
殺しを見ていたことを暴露したうえで「まだ動くな…」と忠告を与えるも、すでに従順に言いつけを守る気などない三上
エルアールを使い、またターゲットを殺してしまう
その処理をサトシに依頼して、ますますドロ沼にハマってゆくのであった……