【タイトル】 シマウマ 6巻
【漫画作者】 小幡文生
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2012年 12月
【掲載誌】 ヤングキング
【構成】 第10話
キイヌを裏切り、半グレの男たちに殺させた千明。キイヌに成りきり独自に回収屋をはじめる。そんな彼女の前に現れたレムというホスト。平然と人間の尊厳を踏みにじって殺すヤバい奴で……
▼ あらすじ
● 第10話 レム
半グレたちに輪姦され、バラバラ死体にされてしまったキイヌ
証拠が残らぬよう、焼却炉で焼かれて灰に……
そしてキイヌに成り代わった千明
半グレたちを取り込み「独自の回収屋」をはじめる
ホストに入れあげたアラサーのセレブ女を拉致、男全員とヤらせてカレ(そのホスト)を当てれば許してあげるチンポ当てゲーム
人生を楽しんできた奴らからその分を回収するように
他人をもてあそぶ快感に酔いしれる
ところが、死んだはずの「キイヌの幻覚」が見え始め……
そんなある日
「依頼人とモメた」とかで舟木(仲間)の家に案内された千明
ピンポン押しても現れず、勝手に上がり込んだら、浴槽の中に放たれたピラニアに内蔵を食われて悶絶する舟木が……
さらにリビングにいたもうひとりの仲間
手足を拘束され、犬にカマを掘られているまっ最中……
その犬の飼い主・レムという男
「金髪(ブロンド)もいいですね、キイヌさん」とキイヌの知り合いらしいけど、とうぜん千明が知っているはずもない
すると、とつじょブレーカーが落ちて
何者かの(アカ)の襲撃に乗じて千明は逃亡
正面決戦するフリのアカ、窓をけ破りターゲットの男(千明の仲間)を連れだし逃走
回収屋とレムのガチンコ勝負、第1ラウンド目であった……
夜陰にまぎれて逃げる千明
朝になったら、通勤者にまぎれて、ほとぼりが冷めるまで田舎に身をひそめるつもり……が、顔からは血がドボドボと
さらに目のまえにはキイヌと瓜二つの女が
しかも1人だけじゃない、さらにもう1人
キイヌの手足のひとつに過ぎなかった千明、殺害したのもまた手足
まだ「試用期間中」だった彼女、不完全だった整形痕が崩れはじめて「キイヌ殺害」の報いを受けることに……
千明の仲間だった半グレ男
アカに連れ出され「回収」をかけられることに
目を覚ませば股間にはアナルバイブ付きの貞操帯。必死にカギを探すも、カギの入ったビンの中には切断されたペニスが……
そんなグロホラーが録画されたDVD
回収屋のお手伝いをしていた吉田の所有物
こずかい欲しさに吉田の手伝いをしていた麻酔医・大竹にダビングしてもらうも、さらにそれをダビングしてビデオ屋に売り込む大竹
そのDVDが、めぐりめぐってレムの手に渡ってしまう
「回収屋の関係者」としてレムの尋問・拷問を受けることに……
レムが経営するホストクラブ・キャスバル
「回収屋のことで話がある」と訪ねてきたのは網川
裏社会では「レムが回収屋相手に動き始めた」ともっぱらのウワサとか
とうぜん「はい、その通りです」などと応えるはずがない従業員たち。網川ひとりに、全員ぶちのめされてしまう
そこに遅れて来店したレム
網川と拳で語り合い
何か通じるものがあったのか、対回収屋でタッグを組むことに……
大竹からレムに漏れた情報により、目をつけられたのは吉田
夜道、ひとりで歩いていたところワゴン車に押し込まれてしまう
そのワゴン車の中には、大竹の無残な遺体が……さらに車が止まった先、妻を殺され復讐に燃える網川が待ち構えていた……