【タイトル】 シマウマ 8巻
【漫画作者】 小幡文生
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2013年 8月
【掲載誌】 ヤングキング
【構成】 第12話
「回収返し」をはじめたレムに「命より大切なもの」を奪われてしまったキイヌ。命じられるままドラを拉致、サシの殺し合いをさせられることに。逃げ道のない彼女に意外な助っ人が現れて……
▼ あらすじ
● 第12話 細村
スタンガンで気絶させられ、どこかの公衆トイレに運び込まれたドラ
レムの言いなりのキイヌと、ガチの殺し合いをさせられることに。しかし武闘派ではない彼女、奪われたナイフで手の平ごと壁に固定され行動不能に……
でもって、今度はレムに殴りかかるドラ
まだリハビリ中なこともあって、全く歯がたたずボコボコにされ
ここで意外な男が活躍
網川の拷問を受けてボロボロの吉田が、レムに足止めタックル
「逃げてくだしゃい…ドラしゃんひとりならなんとか……初めてできたボクの友達…」とドラ以上にボロボロのくせに
そんな吉田に心打たれたドラ
「おまえは死なせない…まだ使える…大切な仲間だ」
友情タッグで反撃するも、満身創痍の2人
一方的にレムにボコられるばかり……
そんな彼らを助けに現れたのはもっと意外な男
網川だった
仇敵であるドラと吉田を助けたばかりか、キイヌの命より大切なもの「彼女の息子」まで助け出して一言「子供を巻き込むな」と
同盟相手であるレムの暴走を止めるのであった……
そんなこんなで「回収返し」の件は、ひとまず終わり
通常業務に戻るドラ
結婚詐欺の女の指に、特注のエンゲージリングはハメさせたうえで「回収」
セクハラした教授には、女ゴコロがわかるように「乳房」つ付けてあげる
シマウマの命令どおり「通常業務」をつづけるも「ただ知りたいだけだ…」とレムが勤めるホストクラブ・キャスバルへ……
一方、網川には反逆され、キイヌには逃げられて
すべてが徒労に終わったレム
キャスバルは「臨時休業」にして、ファンの女に八つ当たり。首絞めセックスで憂さ晴らしするも怒りは収まらず
先日知り合った「高城」という男
「本気で回収屋を潰したいなら話に乗るぜ」と言うその男の話に乗ることに……
臨時休業の張り紙がされたキャスバルの前にたたずむドラ
声をかけてきたのは細村という男
デリヘルの店長で「行方不明の女の子を探している」とか
「キャスバルが女の子を引き抜きしている」と当たりをつけて、ドラをホストとカン違いして声をかけたのが運の尽き
キャスバルと回収屋の因縁に巻き込まれることに……
探偵や興信所に調査を頼んでも「キャスバル・レム」という名を聞いただけで震えあがって依頼拒否、手詰まりだった細村
「兄貴分」から「開店ご祝儀」にもらったベンツを売って資金捻出
ドラに「キャスバルの件」を依頼する……
仕事として、大義名分をもってキャスバルを調べはじめるドラ
「掃除屋」 「臓器売買」というキーワードにたどり着くも、いきなり細村から「依頼キャンセル」を言い渡されてしまう
レムに関わっていることが上(組上層部)にバレて、急ぎ止められたとか
しかも、叱られるどころか「見舞金50万」まで貰ったとか……
一方、刑事に動きを止められ休業状態だった回収屋事務所
刑事の口から出た「高城」の名に反応するアカに「ありえんよ、高城はオレが殺したんだ…」と凄むシマウマ
「勝手な真似は許さん、だが回収(しごと)となれば別だ」と
キャスバル・レムに対して動きはじめるのであった……