【タイトル】 シマウマ 12巻
【漫画作者】 小幡文生
【ジャンル】 エログロ漫画
【発売日】 2015年 12月
【掲載誌】 ヤングキング
【構成】 第14話 (起)
ドラは網川にボコられ、キイヌはレムたちに捕らえられ、逆転したかに思われた「回収屋」と「掃除屋」の総力戦。しかしそれら全てレムを言葉たくみに操っていた「高城」の描いた絵図通りで……
▼ あらすじ
レムの右腕として働くフォー
ときに臓器摘出のプロフェッショナルとして、ときに不要になったキャスバルの従業員たちを始末するヒットマンとして
ときに網川をレムの味方とするため命まで張ってみせて
レムのためなら全てを投げ出すこの男
その出会いは、彼がまだ高校生だった頃……
移民として姉とともに日本に渡ったフォー
頼るアテなどないまま姉が発病、臓器移植が必要となる
裏社会に足を踏み入れ、人殺しを請負ってまで必要な臓器を探して回るも、より悪いヤツらにいいように利用されるばかり
そんな時に出会ったのが臓器売買をしていたレム
ひとりで乗りこんできたフォーの腕と度胸を見込み「君が必要だ」と
「君が必要とする人なら、ボクにとっても必要な人だ」と
姉を助けてくれたレムのため、恩を返すべく働きはじめたフォー
次第に、彼の理想に共感するようになり……
そんなこんなで、レムの命令には無条件で従ってきたフォー
しかし、今回命じられた「キイヌの息子誘拐」はストップ
網川に止められたのはもちろん、網川から「高城の真実」を知らされ、レムが何者かに踊らされていることを知り……
一方、キイヌにシャブを打って肉人形にして遊んでいたトリン
そこにレムまで加わり大ハッスル
追加のシャブをお注射されて、正体をなくしてよがりまくるキイヌに興奮しまくり、ビンビンになったペニスをレムにくわえられると絶頂に…
結局、女なのか男なのかよくわからない「変態」であった
そして、女も男もいけるバイセクシャルのレム
変態トリンとバイセクのレム、2人がかりでM女キイヌをいたぶる変態たちの3P劇場、はじまりはじまり……
キイヌいじめが熱を帯びる中、網川を連れ戻ったフォー
しかし、ヤクを打たれるキイヌを見るや自殺した妻がフラッシュバックした網川。我を忘れトリンを殴り飛ばして、レムにも一撃
さらっとかわして反撃に出るレム
義理堅く同盟は反故にしたうえで、網川をボコりはじめる
「久しぶりに対等に付き合える人物だと思っていたのに…」
ブチのめした網川を見下ろすも「…そうだな、高城と名乗る男もオマエを対等だとは思っちゃいない」との網川の言葉に狼狽
さらに「回収屋を創った高城はもう存在しない…奴は死んだんだ」とシマウマが語った真実を伝えられるとさらに錯乱
網川をなぶり殺しにかかる
しかし、背後から忍びよったフォーに頸動脈を斬られ……
レムが「高城」を名乗る男に完全に支配されていることを悟ったフォー。これ以上彼を侮辱させないためにも、自らの手で終止符を打つのであった……
● 第14話 起(introduction)
レム死亡につき、ようやく通常業務に戻った回収屋
新入社員・三上を育成中であった……
借金で首がまわらなくなり、日給30万の仕事に飛びついて、山奥で穴掘りするも、死体といっしょに埋められそうになって
めぐりめぐってシマウマのお世話になることにした三上くん
しかし、この仕事も想像以上にヒドかった……
結婚サギにチカン偽装
散々男を食いものにして逃走しようとした半グレ女を拘束。レイプ輪姦させたうえにカッターナイフで皮膚を切り刻んでカラダじゅうに落書き
あとは彼氏が入院している病室前にポイ……
続いては、社員の人生を踏みにじったパワハラ女社長への報復
壁で隔離された4つのペニスの中からひとつを選ばせ「イカせられたら解放する」という、遊び心たっぷりのゲーム
彼女が選んだのは、唯一性病にかかっていなさそうなチンポ
ところがその男(ジョディー)のペニス、勃起するやすさまじい大きさになり、女の口には収まりきらずアゴの骨を砕き……
でもって本日3件目
無抵抗な老人をいじめては、自殺に追い込んでいた介護士の男
年寄りの気持ちを少しでも理解してもらうために、カラダじゅうにシリコンを打ち込んで体重を倍にされたとか……
ヘトヘトになって帰宅した三上
同棲中の彼女・みづきは仕事が決まったことを喜んでくれるけど、どんな仕事をしているかは言えるはずもなし
でも、給料は3~4日で23万とべらぼうにいい
続けるべきか辞めるべきか思い悩んでいた
ぐうぜん道端で会った中学時代の後輩からキャバクラに誘われるも、これがまた三上本人ばかりか三上のカノジョまでバカにするクソ野郎
バカにされても、ぐっとこらえるしかない三上
しかし、なぜかそこにドラとアカが現れて……